本門の本尊　→　戒壇の大御本尊　の御内証は、日蓮正宗の御法主上人しか書写できない。

文証

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　■　一、日興が※１「身に宛て給はる」所の弘安二年の大御本尊は、日目に之を相伝す。本門寺に懸け奉るべし。

　■　日蓮一期弘法付嘱書　　　※２「日蓮一期の弘法、白蓮阿闍梨日興に之を付嘱す」、※３「本門弘通の大導師」たるべきなり。」国主此の法を立てらるれば、富士山に本門寺の戒壇を建立せらるべきなり。時を待つべきのみ。事の戒法と謂ふは是なり。就中我が門弟等此の状を守るべきなり。弘安五年＝壬午＝九月　日　　日蓮　花押　　　※４　「血脈の次第　日蓮日興」

　■『日興遺誡置文』
「当門流に於ては御抄を心肝に染め　※５　「極理（ごくり）を師伝」　して若し間有らば台家を聞くべき事」（新編一八八四㌻）

　■　※６　「此の経は相伝に非ざれば知り難し」

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●　※１「身に宛て給はる」　　「身」において仏法の悟り・内証は「体得・体達」するが故に、一義には、「内証を伝持給わる」　と拝する。

●　※２「日蓮一期の弘法、白蓮阿闍梨日興に之を付嘱す、」

大聖人御一生の弘法が究竟するところ、三大秘法　→　一大秘法　→　本門の本尊　→　戒壇の大御本尊
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その　戒壇の大御本尊　を　日興上人に付嘱された。
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戒壇の大御本尊　＝　人法一箇　＝　生身の本仏・日蓮大聖人
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「人」であるがゆえに本仏の　「内証の悟り」　が存する　
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それを　日興上人　へ　付嘱
　　　↓
内証　＝　極理　　の伝持・相伝　

●　※３「本門弘通の大導師」たるべきなり。」

本門　→　本門の本尊　
　　　↓
弘通　→　本尊の流布
　　　↓　
非情の草木である、日興上人から始まるところの書写・形木の「十界文字曼荼羅」に　、本仏大聖人の　「魂魄・悟り」　を入れなければ　生身の仏＝本尊　には成り得ない。
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大導師　→　本尊　を広める中心・中核・牽引者　
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本仏・日蓮大聖人の魂魄＝悟り＝内証　を伝持付嘱されていなければ為し得ない。
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その意義を明確に顕わされた御文
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※４　「血脈の次第　日蓮日興」

●　※５　「極理（ごくり）を師伝」　　

極理　＝　本仏・日蓮大聖人の御内証
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『日興遺誡置文』　は　御歴代上人への御遺誡文も含まれている。
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「極理を師伝」　とは、唯授一人・血脈相承　を示された御文とも拝される。

●　■　※６　「此の経は相伝に非ざれば知り難し」

此の経　＝　法華経　→　三大秘法　→　（中略）　→　戒壇の大御本尊
　　　↓
相伝　がなければ　理解できない。→体得・体達できない。→不成仏
　　　↓
唯授一人・血脈相承の必要性

以上、簡略に論証

結論

つまり、「極理」　を知る方は、御法主上人のみ。

御法主上人が　印可　開眼　された御本尊以外は全て　悪鬼魔神乱入の極悪掛け軸　である。

参照

【開眼供養を論証】

●　2014.8.20　純円の仏　≠　生身の仏　　

●　2014.8.21 真言師の「開眼供養」の原理から逆論証する

●　2014.8.21 木絵二像の「開眼の義」を会通

●　2014.8.21 ■　人死すれば魂去り、其の身に鬼神入れ替はりて...

●　2014.8.21 「死骨成仏」

●　2014.8.21 「木絵二像を本尊と成すには必ず「開眼供養の義」が必要」

●　2014.8.21 ■　我等衆生死する時塔婆を立て開眼供養するは、。。。

●　2021.8.21 ■　「一念三千の法門をふ（振）りすす（濯）ぎたるは。。。

●　2014.9.2 　■　日蓮がたましひ（魂）をすみ（墨）にそめながして…

●　2014.9.2 　■　草木の上に色心の因果を置かずんば、。。。

●　2014.9.5 　■　観心本尊抄　『仏像』　＝　「文字曼荼羅本尊」

●　2014.8.22 ネット販売の模造掛け軸には悪鬼・魔神が棲み込んでいる

●　2014.9.2 　『　開眼を　テレビに例える　生けるゴミ　』　