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★ 次に
▼「涅槃経に於いての「その人出現」より、全然、根拠として弱い。」
であるが、この発言の文証はこの箇所↓を指しているのであろうが、
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■ 「正法滅し已(おわ)りて正戒を毀(やぶ)る時、増長破戒、非法盛なる時、一切の聖人隠れ現ぜざる時、奴婢不浄の物を受け畜(たくは)ふる時、是の四人の中、當に一人有りて世に出現し、鬚髪を剃除し出家修道すべし。
諸の比丘の、各各奴婢、僕使不浄の物を受畜し、浄と不浄と一切知らず。
是れ律、非律も亦復識らざるを見る。
是の人是の如きの諸の比丘を調伏せんと欲するが為の故に、與共(とも)に光を和(やわら)ぎて其の悪に同じうせず、自の所行の処及び佛の行処、善能(よ)く別知す。
諸人の波羅夷を犯すを見ると雖も黙然として挙せず。
何を以ての故に。
我世に出で、正法を建立し護持せんと欲するが為に、是の故に黙然として糾治せず。」
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★ これの一体どこに真乗だと特定できる内容がある?
ザックリ訳すとこうなるか。
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「悪世末法には、仏教内で僧侶が腐敗堕落している中に人四依の中の一人が現れ出家得道する。
他の僧侶達は浄財も不浄の金品も構わず私財を蓄えることに狂奔し、破戒僧ばかりである。
その中で、この一人の僧は他の破戒僧達の悪行を打ち破るために、慈光を仰いで破戒僧達の悪に染まらない。
自身の修行する場所、御仏の在する所を能く知る。
諸人が僧団内での重罪を犯すのを見ても黙って指弾しない。
何故かと言えば、この人正法を建立し護持していこうとするがために、僧団内の重罪があったとしてもそれを糾弾しない。」
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★ これも、特段真乗を特定できる内容ではあるまい。
こんな↓金まみれ、色欲まみれの醜状は、この人四依の一人とは程遠いみっとなさではではあるまいか?
参考資料 「水ぶくれ真如苑」 三土 修平 (著)
真如苑 実態 長女・次女の手記(編集中)
むしろこっちの方↓にこそ見事にぴったりと当てはまるのではないか。
■ 諸の比丘の、各各奴婢、僕使不浄の物を受畜し、浄と不浄と一切知らず。
是れ律、非律も亦復識らざる=他の僧侶達は浄財も不浄の金品も構わず私財を蓄えることに狂奔し、破戒僧ばかりである。
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