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▼ さて、ここで伊藤 真乗師の法を説く正当性の根拠に戻りましょう。

真言宗では「付法の八祖」(如来の血脈の流れ)「伝持の八祖」(実際に南インドから中国、日本へと教えを伝えてきた人物たち)とがあります。

以下 Wikipedia より引用

・付法の八祖

真言宗の法流の正系を示している。教主大日如来の説法を金剛薩?が聞いて教法が起こり、真言宗の教えが伝わった系譜である。

大日如来(だいにちにょらい)
金剛薩?(こんごうさった)
龍猛菩薩(りゅうみょうぼさつ)
龍智菩薩(りゅうちぼさつ)
金剛智三蔵(こんごうちさんぞう)
不空三蔵(ふくうさんぞう)
恵果阿闍梨(けいかあじゃり)
弘法大師
・伝持の八祖

真言宗の教えが日本に伝わるまでの歴史に関わった8人の祖師。付法の八祖のうち、大日如来、金剛薩?は実在しない人物なので除き、2人の祖師を加えた。八祖大師(はっそだいし)とも称される。

手に印を結んだり、仏具などを持っているが、これは悟りの本質をあらわしている。

龍猛菩薩 : 大日如来の直弟子金剛薩?から密教経典を授かって、世に伝えたといわれている(三鈷杵(さんこしょ)を右手に持っている)。
龍智菩薩 : 龍猛から密教を授かった(経文を右手に持っている)。
金剛智三蔵 : インドで龍智から密教を学んだのち唐へ渡り、「金剛頂経」を伝える(数珠を右手に持っている)。
不空三蔵 : 西域生まれ。貿易商の叔父に連れられて唐へ行き、長安で金剛智に入門。「金剛頂経」を漢語に翻訳し、灌頂道場を開いた(外縛印(げばくいん)を結んでいる)。
善無畏三蔵(ぜんむいさんぞう : インド生まれ。大乗仏教を学び、さらに密教を受け継ぐ。80歳になって唐に渡り「大日経」を伝える(右手の人さし指を立てている) 。
一行禅師(いちぎょうぜんじ): 中国生まれ。禅や天台教学、天文学、数学を学ぶ。長安で善無畏に入門し、善無畏の口述をもとに「大日経疏(だいにちきょうしょ)」を完成させた(法衣のなかで印を結んでいる)。
恵果阿闍梨 : 中国生まれ。金剛界・胎蔵界両部の密教を受け継いだ(椅子に座り、横に童子を待らせている)。
弘法大師 : 恵果阿闍梨から金剛・胎蔵界両部を授けられ、日本に伝えて真言密教を開いた。空海(五鈷杵(ごこしょ)を右手に持ち、左手には念珠を持っている)。


以上 引用終わり

御存知のように、この八祖の最後に名を連ねる空海(弘法大師)から、一人一人に連綿と血脈が相承されていきます。
その空海の孫弟子にあたるのが聖宝(理源大師)であり、この方が真言宗醍醐派の開山の祖です。
伊藤 真乗師はその血脈を相承しています。
従って、大日如来→金剛薩?→龍猛という架空のお話さえ解決すれば、その血脈は間違いなく連綿伝持されているので、伊藤 真乗師の正当性は証明されます。

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   ★ → 真言宗の成立自体が矛盾だらけの邪宗教であることは粗々記してある。

▼ 「私は真如教徒なので伊藤 真乗師その人が正しく教えを説かれたと信じているし、日蓮大聖人も偉大な名医であったと考えております。」

との発言は、論理的に矛盾しているので成立しない。との当方からの指摘を受けて、後のメールで


▼『・私は日蓮大聖人が優れた宗教家だと認めていますが、だから伊藤真乗はダメという立場は取っていません。ですが、二つの宗教を同時に信じるという訳にはいかないのはご指摘の通りです。ニ君には仕えられません。伊藤真乗を絶対との立場から日蓮大聖人を観ています(涅槃 優 法華 劣)。これは、いまさらですがはっきりさせておいた方が良いと思いました。』

という返答を頂いたので、仏教の道理からして、真言宗が邪宗である。というテキストに再度まとめました。

 改訂版 真言宗 及び 伊藤真乗 の矛盾を粗々突く


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