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  ▼ 伊藤夫妻も、当初はこの衆生のニーズに応えなければなりませんでした。
こうして長男・次男は早逝したわけです。
この文脈で経済苦や病苦から救われた人は真言宗の末寺だったころから沢山居ました。
その意味では(利益的には)信者は涅槃経を説く以前から救われていたでしょう。
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   ★ → それはまさに 「魔の通力」 であり、仏教の説く、真の救済ではない。
真言などまさに邪教の代表。そこに起こる利益らしきものは全て真の即身成仏を妨げ、誑かす「魔の所為」に他ならない。
それは真の救済などとは全く違う。むしろ真逆の方向へ衆生を引きずり込む魔の所業。
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【参考】

魔の通力 魔の所為 とはどのようなものか。

● 天魔(てんま)
第六天魔王波旬(はじゅん=悪魔)、すなわち仏道修行を妨げている魔のことである。

● 第六天
『大智度論』巻9いわく「此の天は他の所化を奪いて自ら娯楽す、故に他化自在と言う。」と、他の者の教化を奪い取る天としている。

● 魔
人を迷わすもの。修行をさまたげ、善事を害する悪神。人間わざでない、不思議な力をもち、悪をなすもの。

● 魔力
人を迷わせる悪魔の力。また,人間わざとも思えない不思議な力。まりき。

● 「増一阿含経巻27」には、魔王波旬に色力、声力、香力、味力、細滑力の五力あり と説かれる。

● 魔王の名を波旬といい、種種の力を有し、また魔女魔軍等あり、常に仏及びその弟子等を?(女+堯)乱し、善事を妨礙せしことを記すものなり。

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法華経

■ 初め仏の所説を聞いて 心中大いに驚疑しき
将に魔の仏と作って 我が心を悩乱するに非ずやと 132下-01

→ 魔は仏のように振る舞い、衆生を惑わすこともある。との意義が読み取れる。

■ 世尊は実道を説きたもう 波旬は此の事無し
是を以て我定めて知りぬ 是れ魔の仏と作るには非ず
我疑網に堕するが故に 是れ魔の所為と謂えり 133下-01

→ 仏は、真実、成仏できる道しか説かない。
魔は、本当に成仏できる道を説けない。
しかし、命が曇っている者には、魔が仏にも見える。

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一般的な 魔の所為 通力 用例

寿永元年9.13
(翌日の法会に雨が降ることを案じて)
日来、雨の気有り。今日已に降る。恐らく天魔明日の事を妨げる歟。
歎く為り 云々

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建久二年5.1
託宣が降りた例
(佐々木定綱を引き渡す由を聞き、山門衆徒力を得る)
誠に是天魔之所為也。左右能わず 云々。



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