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問難者よ!心して読め!

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私は幼少期、病気を患い、下肢障害となりました。生後8か月の時のことです。

両親、親戚一同は何とかして歩けるようにと懸命だったそうです。
そんな時、私の母、母方の祖母に声をかけてきたのが真如苑の信者だったそうです。

「必ず障害は治る」

「でも、信者になって歓喜(寄付のことらしい)すれば、必ず治る」

と言われたそうです。

私の医療費などで家計に全く余裕がなかったこと。
医学で治せないものが祈祷で治るとは思なかったこと。
その上、父、祖父、祖母の反対もあったこと。
母はかなり悩みましたが結局そのお話をお断りしたそうです。

それから十数年後(確か、私が高校1年生だったと思います)
4度わたる手術、訓練のおかげで私は歩き方は変でしたが独歩であるようになっておりました。
母と町で買い物をしておりますと、「ご無沙汰です。」と母に声をかける方が見えました。
その瞬間、母の表情が曇ったのがわかりました。
その方は開口一番

「あの時の息子さんだね、やっぱり治らなかっただ(笑) お可哀そうに。 
あの時私の話を聞いておけば、もう手遅れだけどね。」

そして私をみて

「可哀そうに、一生苦労するんだね。
あんたのお母さんがだめだからね。」

と行ってその方はささっと立ち去っていきました。

その日、帰宅後、話の一部始終を母から聞きました。

それ以来、真如苑の名前を聞くと怒りがこみ上げるのです。
あの信者さんは許せません。
あの母の悲しそうな、悔しそうな表情を今も思い出します。

これが全てです。

しかし、我が家は入信したり、お金を払ったりしていないのでまだましなのかもしれませんね。

結局は母は終生宗教嫌いでした。
そのまま、54歳で霊山に旅立ちました。
私も「新興宗教だけはやるまい、宗教なんて葬式だけでで十分」と思ってました。

しかし、今、日蓮正宗に縁することができ、大変幸せを感じております。
うまくいかないこともまだ まだありますが、数か月前の自分を振り返ると見違えるようです。(自画自賛 ご無礼)


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