▼ 更に
「また医師一つの秘方ありて、悉く一切所有の医術を摂するが如し。善男子、如来もまた爾なり。諸説の種々の妙法、秘密深奥蔵門、悉く皆、この大般涅槃に入る。」
― 医師が根本となる奥義を以て、その他の全ての医術を使いこなすようなもの。如来もまた同じように、今まで説いてきた妙法（法華経も含む）、言葉では説き明かせなかった教え（秘密深奥蔵門）も悉くこの大般涅槃に入っているという意味 ―
つまり、図で言うCの円形が涅槃経で、円Aの法華経はその中に入っているという意味です。
--------------------------------------------
★ ↑ これも、全ての経説が涅槃経へ流入する。という意味として取っているのであろうが、では、
同じく涅槃経の
■「了義経に依って不了義経に依らざれ」
不了義経を用いたり、根拠にしてはいけない。と説いているが、この「不了義経」とは何を指すのか？
そして、「依らざれ」とはどういう意味で、具体的にはどうすれば良いのか？
明確に返答ください。
これに明確に返答できなければ、問難者の解釈も上記の図も全く意味を為さなくなる。
我見に依る集合の図まで作ってただのピエロとなる。