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【釈尊涅槃像を祀る不可解】

真言宗という宗派は、釈尊を「迷いの位」とし、「大日如来の草履取りにも劣る」存在であると侮蔑(ぶべつ)します。
そして大日如来を最高の仏として祀(まつ)ります。
これが本来の真言宗です。
にもかかわらず真如苑は、寝釈迦像を本尊として祀っています。
こんなことは、真言宗の世界ではあり得ないことで、完全にその教義から逸脱しています。

真言密教の教義概略

● 弘法大師 「弁顕密二教論」 顕密二教判  → 顕劣密勝(顕教が劣り 密教が勝れている)

 顕教 → 衆生の機根に応じて顕わに説かれた教え(顕現浅略)
 密教 → 表面化は顕わに知り得ないもので秘密に説かれた教え(秘密深奥)


顕教 @ 応化身 釈尊 歴史上の釈尊 随他意 方便
    A 修行については説く 悟りの境界は説くことができない(因分可説 果分不果説)
    B 三大阿僧祇劫 長期間の修業により成仏

密教 @ 法身仏 大日如来 悟りの境界 随自意
    A 果分不果説である悟りの境界
    B 即身成仏   

  → ということで、釈尊を下し侮蔑している。
その釈尊が説いた 「涅槃経」 は方便教 と下している。  
それを真如苑の根本経典と位置付ける → 大矛盾!


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