妙法蓮華経の五字 = 本尊(十界文字曼荼羅) を立証する
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■ 日興が云はく、聖人御立ての法門に於ては全く絵像木像の仏菩薩を以て本尊と為さず、唯(ただ)御書の意に任せて妙法蓮華経の五字を以て本尊と為すべし、即ち自筆の本尊是なり。(富士一跡門徒存知事 延慶二年 1871 )
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■ 「妙法蓮華経の五字」 を以て 「本尊」 と為すべし、即ち 「自筆の本尊」 是なり。
A 妙法蓮華経の五字 = 本尊 = 大聖人自筆の本尊
大聖人自筆の本尊で 「妙法蓮華経の五字」 だけの本尊は存在しない。
大聖人自筆の本尊 = 十界曼荼羅本尊
そこで上記Aの式は
B 妙法蓮華経の五字 = 本尊 = 大聖人自筆の本尊 = 十界曼荼羅本尊
となり、
結論
妙法蓮華経の五字 = 十界曼荼羅本尊 ということになる。
御書中に、 「三大秘法」 に関連した箇所でお示しの 「妙法蓮華経の五字」 とは 「十界曼荼羅本尊」 のことである。