はじめまして関東に住むＳ･Ｔ(40代)と申します。

私は、学会２世として生まれて40数年間学会は正しいと思い信仰してきました。
子供の頃､勤行は正直言って”嫌だ嫌だ”と思いながら親からも｢勤行しなさい｣と言われ、勤行をするとなんともいえない清清しく､「何でもできるぞ～！」ってスーパーマンにでもなった気分で､小学校に行っていた事を思い出します。

少年部では､勤行したり歌を歌ったり、いつもニコニコしていた､男子部のお兄さん､女子部のお姉さんと楽しく過し、
毎年3～5回位は､総本山大石寺へ参拝して、帰りは地区の皆さんで喜び満開で帰って来ました。
中等部・高等部は遊びに夢中で活動はせず､自分の都合が悪くなると仏壇の前に座り題目をあげて､お願い事はすべて叶えて頂き､また都合が悪くなると御願いします。
自分勝手ではありましたが､｢ご本尊様はすごい！｣との実感はいつもありました。（この当時はもちろん”日蓮正宗“創価学会でした。）

社会に出てから､数年して地区の婦人部から▼｢日蓮正宗が創価学会を破門するみたいよ｣と聞いた時、”なんでだろう？”と思い、幹部に聞いても▼｢判らない・・｣｢今は言えない・・｣との一点張りで何も判らず、また周りの地区からも▼「学会が正しいのよ！」と言われ､▼｢宗門が学会を不当に破門した！｣と必死に訴えてきて、”何かに取り憑かれたのか？”と思うくらいの形相で話していました。
▼｢悪いのは日顕よ！｣と言うばかりで、私はこの頃から､いろんな学会員と会ううちに､物事は客観的な視野で見るようになり､何が悪いのか判らないうちに､1人住まいしていたポストに創価新報が聖教新聞と混ざって入るようになりました。
内容は日蓮正宗及び日顕上人の悪口ばかりで最初は自分も驚きました。
毎回同じような内容で､うんざりして学会活動にも距離を置くようになりました。

学会発行の本尊（今となっては”ニセ本尊”とはっきり分かりますが）を置く様になってから、仕事の面では悩みだし､仕事中､骨折事故になり、職も失い、目標も無く何度か職を転々としました。
なんとかヤル気を出して頑張るものの上手くいかず､普段はいつも､イライラして､いつも不安で情緒不安定で、さらに落ち込んでいく自分を別の角度から見ている自分がいて､自問自答する日々が続きました。
”日蓮仏法なのに何故？””自分はうつ病なのだろうか？”と、さらに悩んでるうちに､兄が肝臓から全身に転移したガンになり、見る見るやせ細り最後は血を吐き、気が狂ったかと思う程の壮絶な死に方でした。
この頃から現象が出て来て、翌年は妹もｶﾞﾝで死亡しましたが､周りには▼「宿業だからしょうがない」と諭され、さらに弟が急にうつ病になり仕事も出来きず家に引きこもり､薬を飲んで常に寝ている状態となりました。

病気を診断した医師はドクター部の方でしたが、▼「題目などあげさせず、薬飲んで寝てるように」と言われ､家族は何故か納得して看病してましたが､私は”御書の中に大聖人が仰せの■｢いかなる病、障りをなすべきや｣の大確信は信じてないの？今まで日蓮正宗の時はいろんな奇跡は起きて来たのに、今の姿は何だそれは！”と内心憤慨しました。
それでも家族は,あきらめるばかりで”お前ら念仏か！”と思うくらいな情けない有様でした。

弟は薬の量も多くなり､最後は薬の量を間違ったのかわかりませんが､寝ている時､気管にタンがつまり、朝、気が付いた時は冷たくなっていました。
亡くなる前日に私が､用事があり出かける時に無言で悲しい目をして私をじっと見つめている顔は今でも命に刻み込まれて忘れません。

その後､また自分自身に変な現象が続きました。
物忘れが酷く､少しずつ言語障害が起きて来て、何に対してもイライラしたり怒りっぽくまともに物事が考えられない事がたびたび起こりました。
題目をあげてもますますひどくなり、あげる事をやめたら少しは落ち着いた程です。（今から考えれば『魔のニセ本尊』なのだから当然だったわけです。）
通勤中､自殺を考え、2度程飛び込みそうになりましたが、亡くなった弟の声が聞こえて、危ないところで回避できました。
また､仕事で車に乗って高速道路を走っていると、平衡感覚が無くなったかように、ジェットコースターで上から下へ落ちていく感覚が続き､精神葛藤の中で運転していました。
寝ているときも自分自身がグルグル回って位置が掴めないほどおかしくなり落ちていく自分を別の角度から見ている自分がいて､”子供の時に勤行をすると力や希望が溢れていた、功徳のある日蓮大聖人の仏法のはずなのに、こんなに不幸なことが続くのは、何か間違っていないか？“と自問自答する日々が続き、どんどんと転落人生に陥ってる事に疑問を感じていました。

そのような悶々とした日々の中で、次には､母親です。
いつも元気で明るい母親が食欲もなく具合が悪いので､近所の病院で検査入院して検査したら､肝臓から転移している末期がんになっていました。余命1ヶ月です。
母親は地区で`日顕撲滅`唱題会の会場提供宅に任命されて､週3回は婦人部が5～6人で母親宅に集まって題目をあげてました。

▼　婦人部のＵさん(リーダー)は､突然の脳卒中で数日後亡くなってます。
▼　また,他の地域では、個人会館として長年,地域の学会員に会場を提供していたＮさん(支部リーダー職)は自分の経営していた会社が倒産して自宅兼個人会館が競売になり一家離散。失意と絶望の果てに末期ガンで死亡です。
▼　私の知人の親戚の夫婦は、夫が地区部長で頑張っていましたが、突然うつ病になり仕事が出来くなり、職を失い、その後が心配です。
このような身内・親族・周囲の状況の中、学会発行の本尊（ニセ本尊）に、母親の為に題目をあげても,自分が益々不安になっていくばかりで、その時、いよいよ”これはおかしい！”と確信しました。
ある時ネットをみていたら『長野法論』（http://toyoda.tv/video.htm#nagano）を見つけました。
そして樋田さんのホームページへ行き、貪る様にすべてみました。
戸田先生の肉声の指導を聞いたとき,”今の学会は逆の事をしている！”と,また『突然の質問会』（http://toyoda.tv/video.htm#totsuzen　）を客観的に聞いても,”樋田さんの言っている事は,間違っていない！”と思い、,ワラをもつかむ思いで妙相寺に電話をかけました。

そのとき、ご住職の奥様に親切に対応して頂き,すべてを打ち明けました。

樋田さんから直ぐに連絡があり、数日後,お会いする事ができました。
幸い,ご住職も別件で樋田さんとご一緒で、そこですべてを打ち明けると,懇切丁寧に、ニセ本尊の事など,また”ニセ”と知らず素直に信心していて亡くなっていった学会員の方のことなど、を教えていただきました。
全国各地で自分と同じ事が起こっているとは思いもよりませんでした。

その日の内に,ニセ本尊から血脈正しい日蓮正宗の御本尊様に換えていただきました。
一人になり題目を夢中にあげ終わってからは、音を立てて、というと大げさかも知れませんが、顔に何か付いていた自縛の様なものが見る見る無くなり,命の内側から喜びが湧き上がってきました。

いつも自分の中で、悲しい目をして私をじっと見つめている弟の顔がいつの間にか笑顔なっていました。
この事は、樋田さんと初めて会って話をした時に樋田さんが●「大聖人様の血脈の通った本物のご本尊様にご祈念したら、弟さんは必ずや成仏の境界を得られて、本当に喜ばれることは間違いないですよ。そのことをご自身が命の底から感じ取ることが必ず出来ますよ。」と仰ってくれましたが、その言葉通りに、本当に今ではいつも弟は笑顔で本当に喜んでいる！と感じる事が出来ています。

正しい御本尊に換えていただいた翌日、信心してない妻に｢何か,すごくすっきりした顔になったね！｣と言われ,どんよりしていた気分は晴れ晴れし､すべてに対しても前向きで対応できる,自分になりました。
このまま二セ本尊を拝んでいたら自分も多分近いうちに死んでいたと思います。

自分はユーチューブで樋田さんが●「まず自分ひとりでもいい。またこっそりでもいい。とにかくニセ本尊を正しい日蓮正宗の御本尊へ換えることです！」といわれた事に救いを求め、導いて頂いたお陰で、現在は生きている事が,楽しく思えて、また友人と立上げた事業が軌道に乗り始め、早くも功徳を頂いてます。
母親は,現在闘病中ですが総本山大石寺に行き大御本尊様(大聖人様)にお会いしたいと思います。

最後に全国の学会員の方に申し上げたい事は,戸田先生が設立した当初の学会精神に一人ひとりがもどればいいのです。
樋田さんの『何としても救いたい！』との熱い思いを素直に聞けばいいだけです。
また、樋田さんのホームﾍﾟｰｼﾞの中にある『戸田城聖指導集』（http://toyoda.tv/video.htm#toda）を見て戸田先生の肉声の指導を聞いて観てください。
まだまだ,不慮の事故及び末期ガンなど取り返しの付かない事が全国で次々と起こってます。

私は,日蓮大聖人様の正しい仏法を信仰したいだけなんです。
こんな私でも広い心で受け入れて頂き,ご僧侶様が総本山へ行って頂き,母親の病気治癒のお願いまでしてくださいました。ここまでして下さるとは思いもよりませんでした。
「本当に日蓮正宗は正しいんだ！」と確信しました。
ここまで一人の為にしてくださる日蓮正宗は間違っていると思いますか？
取り返しの付かない事や,自分自身の大切な身内が亡くならないと、“創価学会が間違っている！”という事が解りませんか？

学会員の方の中には,凄く献身的ですばらしい人が多くいます。
お世話になった婦人部の方,壮年部の方が、純粋に信仰しているものが間違っている事が解らず、ただひたすらに,幹部に言われるまま活動してます。
その方たちが知らないうちに魔の餌食になる前に、自分自身から邪心を取り除き、一人立つ精神で立ちあがれば、地域をそしてまた国をも救っていけます。

貴方のほんの少しの勇気で大きく人生が広がります。
また誰にも内緒でも受け入れてくれます。
私は力はありませんが微力ながら家族をまた親戚を折伏し、「ご本尊様は絶対！」と信じお守りし、ご住職,樋田さんに救って頂いた命を一生涯、真の広宣流布のために使います。

以上をもちまして私の体験談とさせて頂きます。