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現証
 本紙はけっして、人の不幸をあざ笑うために、このような特集を組んだのではありません。日蓮大聖人の
 「一切は現証には如かず。善無畏(ぜんむい)・一行が横難横死、弘法・慈覚が死去の有り様、実に正法の行者是くの如くに有るべく候や。(中略)それほどに浦山敷(うらやまし)くもなき死去にて候ぞやと、和らかに又強く、両眼を細めに見、顔貌(かんばせ)に色を調へて閑(しず)かに言上すべし」(御書1106、全集1279頁)
との仰せに従って、現実を現実として、何ら誇張することなく示すことで、1人でも多くの学会員が1日も早く正信に目覚めることを願っての特集なのです。
 最後にもう1度申し上げます。学会員のみなさん、この現実を、どうぞ直視してください!
(『慧妙』H17.9.16)
このなかにだって、財布のなかに十円玉1つぐらいしかない人と、千円札を何枚も持っている人といるはずです。それは、生存競争ということが、世の常でありますから。また、それ以上の問題は、宿命ということがあるからです。
 原子爆弾が落ちても、広島の人がみんな死んでしまったわけではない。死んだ者と、けがした者と、助かった者とある。病人が多くなったからといって、みな、病人ではない。そうなれば、だれもが、金のあるほうへはいりたい。あぶないことが起こったら、死なないほうへはいりたい。病気であったら、病気でないほうへはいりたい。それはあたりまえです。
 それが、できることなら、だれしもそうなりたいが、では、どうしたらいいのか。それはなんでもないことです。日蓮正宗の大御本尊様を信ずれば、それですむのです。
(『戸田城聖全集』第2巻315頁〜)



★学会員の身に現れた現証(総集編)/『慧妙』H17.9.16ほか

・不幸の原因指摘するは、慈悲の行為/『慧妙』H17.6.16

・学会の邪教化による三災七難の興起/『慧妙』H17.5.1ほか

・受持即観心の原理で幸せに/『戸田城聖全集』第2巻315頁〜
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・狂信の結果、会社をカルトまがいに/『しんぶん赤旗』H19.8.23

・杜撰な安全管理で度々衝突事故/『慧妙』H19.3.16

・「"原点"を忘れない人は強い」はずが…/『慧妙』H19.3.1

・池田信者の無残な死/『慧妙』H19.2.16

・"自界叛逆難"に揺れる学会!/『慧妙』H18.7.1

・宗門誹謗の報い!?妻が焼死/『慧妙』H18.2.16

・熱心な学会員夫婦が事故/『慧妙』H17.5.1

・猊下誹謗の直後の現証/『慧妙』H17.3.16

・脱落僧・立原貞道の衝突死/『慧妙』H16.11.1

・"福運"尽きて/『慧妙』H16.9.1

・仮病で欠勤、スキー大会出場繰り返す/『慧妙』H16.8.1

・熱心な学会婦人部に無惨な果報/『慧妙』H16.8.1

・学会幹部らを待ち受ける末路/『慧妙』H16.6.16

・あまりに歴然!!謗法の果報/『慧妙』H16.4.16




■学会員の身に現れた現証
―総集編―
―とても考えられない事件・事故―
―仏罰を恐れるなら今すぐ脱会を!―
(『慧妙』H17.9.16ほか編集)

 日蓮大聖人は、
 「日蓮仏法をこゝろみるに、道理と証文とにはすぎず。又道理証文よリも現証にはすぎず」(御書874、全集1468頁)
 「末法の法華経の行者を軽賎(きょうせん)する王臣・万民、始めは事なきやうにて終(つい)にほろびざるは候はず」(御書1397、全集1190頁)
と仰せられ、正法に背く者には、必ず厳しい仏罰があることをお示しくださっています。
 これを言い換(か)えるならば、仏罰が続出する団体は、表面上、いくら綺麗事(きれいごと)を並べようとも、その実態は大謗法団体である、ということになりましょう。
 さて、創価学会を眺(なが)めてみますと、その機関紙である『聖教新聞』の1面には、やれ池田大作がどこそこの国から栄誉称号をもらっただの、どこそこの大学から名誉博士号を送られただのという、"綺麗事"で埋め尽くされていますが、その中身を見ると、悪名高き紙上座談会に代表されるように、正法たる日蓮正宗への悪口誹謗が充満しています。そして、それらを真に受けた学会員は、日蓮正宗攻撃に余念がありません。
 となれば、多くの学会員が仏罰に苦しむことになるのは必然でありますが、学会員はその現実を、けっして直視しようとはいたしません。
 そこで、本紙は今回、そんな一般学会員の目を醒ますべく、学会員の身に降りかかった仏罰の大特集を組むことといたしました。
 学会員の皆さん、この現実を、どうぞ直視してください!

【狂信の結果、会社をカルトまがいに】
 「創価学会に入信しなければ昇給で差別」「サービス残業で『聖教新聞』をつかって『座談会』」。そんな経営をすすめた会社が、平成19年6月に不渡りを出し倒産しました。社員約40人を何の前触れもなく解雇したこの会社は、現在、労働組合が求めている6月分の給与支払いなどを拒否し続けています。
 問題の会社は「太洋開発」(東京都中央区、足立一英社長)。オフィスや店舗の内装工事、施工管理などを行っていました。
 同社は、社長をはじめ、幹部が社員に創価学会への入信や公明党の支持を押しつけています。
 元社員らによると、毎朝行われる従業員の朝礼は、『聖教新聞』の読みあわせからはじまります。
 月に1回の割合で、全員参加による「座談会」が開かれます。社長の音頭で、その日社にいる人間は「全員集合」がかけられ、「人間主義」などのテーマで、議論させられるといいます。
 新入社員研修は4回。しかしそこで行われるのは技術や経理の研修などではありません。社長自らが『聖教新聞』の切り抜きなどをテキストに「人間主義経済革命5大要素」「妙法の山分け」などという世界観を中心に講義。「資本主義に変わる新しい秩序」のために、「公明党支持の組織の構築」「創価学会支援組織の構築」が必要などとしています。
 入社2年目の柴崎弘さん=仮名=はいいます。「社長は、学会への入会や公明党の支持をしない者は仲間ではないと、半ば強制的です。ふつうは断れません」
 4回の講習を終えると、幹部が『聖教新聞』の定期購読の申込用紙を出して購読をせまり、経理担当者が毎月集金するといいます。(記事参照)
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 元社員などの証言が事実であれば、憲法と労働基準法違反の疑いが非常に強い。
 内装業は思想や信仰に関係の無い業種です。その従業員に特定の信仰を事実上強制することは、憲法19条(思想良心の自由)、20条(信教の自由)に反する。また労基法3条は、労働者の信条を理由に賃金などについて差別的な取り扱いをすることを禁じており、これにも違反している。(自由法曹団団長の松井繁明弁護士の話)


【杜撰な安全管理で度々衝突事故】
 3月2日、国土交通省九州運輸局は、鹿児島県・奄美大島に本社を置くマルエーフェリー(株)に対し、常時複数の者が航海当直に就(つ)くこと、船員に対し安全管理規定の徹底を図(はか)ること、経営トップから現場まで一体となった安全管理体制を作ることなどを求めた安全確保命令を出した。
 これは、2月9日、同社のフェリー「たかちほ」が九州・都井崎の沖合で、マグロはえ縄漁船に衝突して沈没させ、そのまま現場から走り去ってしまった、という事故を起こしたことに対してのもの。
 『聖教新聞』はなぜ、「たかちほ」や「マルエーフェリー」について報じたがらなかったのか、それは、マルエーフェリーの会長が、『潮』誌上で池田大作への思いを語る程のバリバリの学会員(もしくは学会の超シンパ)であることと、関係はないのか―。
 ちなみに『潮』(平成18年10月号)の「平和と文化の大城 池田大作の軌跡」なる企画記事に、次のような件(くだり)がある。
 「鹿児島市のマルエーフェリー(元・大島運輸)本部・会長室に入ると、デスクの背に飾られた揮毫(きごう)が目に飛び込んできた。
 「安穏」
 文字は太く、どっしりと座っている。それでいながら筆の勢いは力感に満ち、動的にも見える。
 「池田先生に書いていただきました。うちの宝です」
 会長の■■■(※原文では実名)。1963年6月21日、池田会長が初めて奄美大島に船で渡った時に同行した。
 「エジプトから取り寄せた特別な紙と伺(うかが)いました。パピルスの復元でしょうか。学会本部で贈呈式がありましてね。千年は持ちますよ、と言われました」
 同社が、大型客船で学会員の研修輸送を担(にな)っていた時に、安全・無事故を祈って書かれた揮毫である。
 「池田先生には、とにかく安全運転でお願いします、と常に言われました。私たちも必死でした。
 先生は、全会員の一生、人生を預かっていらっしゃる。トップの辛労、重圧、責任はとても推(お)し量(はか)れません」
 これを読むと、マルエーフェリーの会長が、今も池田大作に深く傾倒していることは疑う余地がない。
 また、報道によれば、マルエーフェリーの船はこれまでにも何度か、衝突事故を起こしているという。
 今回、国土交通省九州運輸局から「経営トップから現場まで一体となった安全管理体制を作ること」という安全確保命令が出たということは、「マルエーフェリー」の会社全体に、やはり安全運行に対する意識・配慮に欠ける部分があった、といわざるをえない。(記事参照)


【「"原点"を忘れない人は強い」はずが…】
 平成17年12月9日付の『聖教新聞』(地方版)に、「友が語る私の原点」と題する記事が掲載されている。
 同記事は、
 「困難にも打ち勝つ不屈の人には信頼と共感が集まる。池田名誉会長は『"原点"を忘れない人は強い』と語っている。広布の道を力強く歩み続ける友に"わが原点"を語ってもらった」
として、2名の熱心な活動家のコメントを紹介しているのだが、そのうちの1人Aさんが首つり自殺をしていたことが、このほど判明した。(記事参照)


【池田信者の無残な死】
平成19年2月4日、東京都の三宅島で、公明党・三宅村議の浅沼功一郎氏が、石碑の下敷きになり、死亡した。浅沼氏は、村議8期目の超ベテランだった。(記事参照)


【宗門誹謗の報い!?妻が焼死】
 平成18年1月28日の午後6時30分頃、静岡県富士宮市のTさん(89)宅から出火、火は1時間半後に消し止められたものの、木造2階建てのTさん宅は全焼し、焼け跡からTさんの妻・K子さん(81)の遺体が発見された。TさんとK子さんは2人暮らしで、K子さんは足が不自由だった。
 そう、Tさん夫妻は熱心な学会員で、しかもTさんは、今回の学会問題が勃発した当初、『創価新報』に顔写真入りで登場し、さんざんに宗門誹謗(ひぼう)をしていた有名人だったのだ。(記事参照)


【これも自業自得】
 新潟県に、Tさんという老学会員(女性)がいました。
 平成14年秋から翌年の春先にかけて、Tさんは、近所の法華講員(女性)に対し、幹部なども交えてしきりに脱講運動を仕掛けてきました。
 そのTさん、平成16年末に交通事故に遭(あ)い、両足切断という大怪我を負ってしまい、その後の治療の甲斐もなく、平成17年8月中旬に亡くなってしまいました。近所の法華講員に脱講運動を仕掛け始めてから3年目のことでした。


【息子を地獄に引き戻したのは…】
横浜市のSさん。平成17年6月、1度は法華講に入講したものの、池田狂の母親と同居していたため、母親によって池田狂に再洗脳されてしまい、ついには宗門の批判を口にするようになってしまいました。それから間もなく、38歳の若さで自殺してしまいました。


【「学会は正しい」はずなのに…】
 平成17年4月、福島県いわき市内の磐越東線の踏切で、いわき発郡山行きの普通列車と乗用車が衝突する事故が起き、乗用車を運転していたOさん(55)が死亡、助手席に乗っていたOさんの妻も意識不明の重体となりました。
 Oさん夫妻は熱心な学会員で、事故のわずか2日前にも、折伏のために訪ねていった法華講員に対し、「池田先生と学会は正しい。悪いのは宗門だ!」と言い張り、日顕上人や僧侶の悪口をさかんに言っていました。


【脱講運動の帰りに悲惨な事故死】
 平成17年2月、土浦市に住む学会員Sさん(79)が、自転車で道路を横断中、車にはねられて死亡しました。
 Sさんは、自宅近くの県道を自転車で横断しようとしたところを、右から来た乗用車に反対車線まではね飛ばされ、さらに左から来た乗用車にもはねられて、約1時間50分後に死亡したのです。
 Sさんはこの日、法華講員宅を訪ねて日顕上人をさんざんに謗(そし)って、その家を出た直後にこの悲惨な事故に遭(あ)った、といいます。


【いちばんの"お客様"】
 千葉県に住むKさんは、平成17年に学会に入会。ニセ本尊を拝んだところ、だんだんと言動がおかしくなり、ついには精神病に。
 法華講員となった妹さんがKさんの入院先にお見舞いに行ったところ、関係者の話から、その病院の患者のほとんどが学会員であることが判(わか)った、といいます。


【「辞めたら死ぬ」と言っていた、その本人が…】
 脱会し、法華講員となった人に対し、「早く学会に戻ってきなさいよ。学会を辞めたら死んじゃうよ」と言っていた埼玉県在住のS指導長さん(女性)。
 ところがそのSさんが胃がんになり、平成16年に手術をしたものの、すぐに再発し、死亡してしまいました。しかもその死相は、見た人が思わず顔を覆(おお)ってしまうほどだった、といいます。


【最後は自滅した脱落僧】
 平成16年10月、脱落僧・立原貞道(82)が、自ら運転する軽自動車で電柱に激突し、腹などを強く打って死亡しました。
 事故現場の佐賀県佐賀郡富士町内の国道323号線は、片側1車線、道幅は約6メートルで、見通しのよい直線道路。現場にスリップ痕(こん)などはなかったといいいます。
 立原は、平成4年4月30日に日蓮正宗から脱落し、池田創価学会の走狗(そうく)となり、その後、自らが住職を勤めていた佐賀県・大恩寺を創価学会に明け渡してしまい、創価学会はこれを多久婦人会館として使用するなどしていました。
 ちなみに立原は、平成13年12月に、やはり自ら軽自動車を運転して人身事故を起こし、小学1年生(6歳)の男の子を死亡させています。


【わずか2歳の幼子まで道連れにして】
 平成16年8月、長野県で、親子3人が焼死する痛ましい事件が発生しました。
 外部から侵入した形跡はなく、火災現場からガソリンの入った容器が複数発見されており、ダイニングにはガソリンが撒(ま)かれたような跡があるところから、警察では無理心中したものとみていますが、じつは、この一家は学会員で、妻は学会の地元幹部でした。それが、まだ2才の子供まで道連れにして無理心中とは―福運が完全に尽きたのでしょう。


【子供の育て方を間違えた!?】
 平成16年6月、千葉県館山市で、足の不自由な老女(85)が、海岸沿いに停めた車の中に1時間も放置され、熱中症で死亡する、という痛ましい事件が発生しました。
 これは、住所不定・無職の息子(55)が、母親である老女を車内に残したまま釣りに興じている間に、老女を熱中症で死亡させてしまったものですが、この老女は熱心な学会員でした。
 息子は、「1時間ぐらいで死ぬとは思わなかった」などと供述したといいますが、自分の息子に"見殺し"にされたも同様なこの事件、創価学会の狂った信仰にのめり込んできたことによる果報、といえましょう。


【県のエリート幹部が自殺】
 長野県で建設業を営んでいたA氏(副圏長)はバリバリの学会員で、もちろん、家族もバリバリの活動家。青年部時代から、男子部長・青年部長などの要職を歴任、200人以上収容できる自宅を拠点に提供するなどしていた。
 そのA氏、脱落僧が説くように、宗門打倒の鬼の題目に功徳があるなら、全てが順風満帆にいくはずのところ、多額の借金を抱えて事業に行き詰まり、平成16年5月4日に自殺してしまったのである。(ちなみに、『聖教新聞』の配達員をしているA氏の夫人は、夫が自殺したと聞いても、新聞を配達し終えるまで家に帰らなかった、との話も聞こえてくる。これが事実なら、創価学会のことだ、"夫の死を聞いても、先生のお手紙を待つ人のために、と配達を続けたAさんは、配達員の鏡"と、都合のよい口コミの宣伝に利用するに違いない)。(『慧妙』H16.16)


【身内の死よりも「池田センセー」】
平成16年2月、埼玉県の独身の46歳の男性Tさんが、肺気腫で亡くなりましたが、熱心な学会員である身内は、「池田先生からお香典をいただいた。すごい、すごい」と、それが、何かおめでたいことででもあるかのように喜んでいた、といいます。


【謀略の最高責任者と脱落僧が「悪因悪果」を証明】
 偽造写真を使っての日顕上人誹謗―この「偽造写真事件」の発端を作ったのは、脱落僧・椎名法昭でした。
 すなわち、椎名法昭は、自らの撮影した宴席写真を利用し、学会と共謀して偽造写真を作成、これを使って日顕上人を誹謗中傷したのです。
 そして、こうしたどす黒い、対宗門謀略の最高責任者が野崎勲だったのですが、これだけの悪業を行なった椎名や野崎が、ただで済むはずがありません。
 まず、東京高裁が偽造写真事件に不当判決を下して(本紙平成13年1月16日号参照)から3年後の平成15年12月、椎名が肺がんで急死。まだ51歳という若さでした。
 そして、最高裁が、東京高裁の不当判決を支持する決定を下した直後の平成16年3月14日、今度は野崎が、61歳の若さで急死してしまったのです。この相次ぐ急死は、とても尋常(じんじょう)ではありません。

[画像]:椎名法昭・野崎勲


【学会員同士の痛ましい交通事故】
平成15年9月、岩手県北上市の創価学会北上会館近くの市道で、横断歩道を渡っていた市内に住むKさん(75歳・女性)が、同じく市内に住むO(63歳・女性)の車にはねられ、意識不明の重体となりましたが、被害者のKさんも、事故を起こしたOも、日蓮正宗攻撃に余念のない、バリバリの学会婦人部でした。


【哀れ、創価学会・公明党の"広告塔"も】
 平成15年8月9日、公明党参院議員で、女優の沢たまき氏(66)が、虚血性心不全のため、参院議員宿舎2階の女性共用浴場の中で死亡しているのを、階下への水漏(も)れに気付いた宿直職員によって発見されました。発見時には、すでに死後硬直が始まっていたとのことです。
 沢氏は、創価学会芸術部の副部長などを務め、創価学会の広告塔の1人として、選挙支援や日蓮正宗攻撃などに従事していました。
 特に宗門攻撃に関しては、平成5年6月3日、沢たまき氏をはじめとする関東在住の学会員20名が、大石寺を相手取り、「大石寺墓地は無許可営業の違法墓地である」として、損害賠償を求める裁判を起こしました(この裁判は、平成13年10月、最高裁が沢氏らの上告を斥け、大石寺の全面勝訴が確定しています)。
 また沢氏は、平成8年の衆院選で落選後、平成10年に参院選比例代表に鞍(くら)替えして当選。以後、今度は公明党の"広告塔"として活躍してきました。
 ある意味、創価学会や公明党に、いいように使われてきた沢氏が、同じく、いいように使われた北條会長と同様に入浴中に急死したのは、やはり厳しい現証といえましょう。

[画像]:沢たまき


【脱落僧の「頭目」も】
「C作戦」だの、「相承疑惑」だのと、学会の日顕上人誹謗に信憑(しんぴょう)性を持たせるのに最大限貢献しているのが、日蓮正宗から脱落していった脱落僧たちですが、その中心的存在であり、『聖教新聞』の誹謗(ひぼう)中傷座談会や、脱落僧グループが作る『改革時報』などに積極的に登場して、徹頭徹尾、宗門を誹謗していた大橋正淳は、平成15年3月2日、肺こうそくのため65歳で死亡してしまいました。

[画像]:大橋正淳


【得意の絶頂で】
 富山県のYさん一家は、家族全員が熱心な学会員。Yさんの家は大きく、学会の会合にもよく使用されていました。
 平成14年9月、Yさんのことが『聖教新聞』に大々的に載(の)りました。それは、創価学会の中で大功徳を受けた、という体験談記事でした。
 その記事が載った『聖教新聞』は、法華講員の家の郵便受けなどに投げ入れられ、中でも正宗寺院の郵便受けには、発行日当日と翌日の2度にわたって投げ入れられていました。
 ところがYさんは、『聖教新聞』に取り上げられた翌日、仕事先でハシゴから落ちてしまい、数日間の治療の甲斐もなく、亡くなってしまったのです。


【「ジコチュー」が招いた悲劇!?】
栃木県で、朝夕大声で勤行して、近所から顰蹙(ひんしゅく)を買っていたのは、0代の学会員・Nさんのお宅。法華講員が折伏に行くと、いつも怒鳴り散らしていましたが、平成14年1月、まだ20代の息子さんに自殺されてしまいました。


【危険な恋愛の悲惨な結末】
茨城県で食堂を経営していた学会員Aさんの奥さんと、製麺所の主人の学会員が不倫関係となり、結局、Aさんの奥さんは平成14年に自殺してしまいました。奥さんの妹さんは、その後脱会し、法華講に入講することができました。


【如是相】
 大阪在住の学会婦人部・Kさんは、平成7年にニセ本尊を拝み始めて間もなく、顔面に大きな青アザが出現し、それと共に人前に出なくなりました。
 平成14年、Kさんと久々に会った法華講員が近況を訪ねると、Kさんは、「いろいろなところで診てもらったけれど、原因不明。でも今は、いい医者に会えて、随分とアザも目立たなくなった」と。
 しかし、折伏が進み、Kさんの反発が強まるにつれ、最初はほとんど目立たなかったアザが見る見るうちに浮かび上がり、帰る時には、顔面の右半分に青アザがくっきりと現われてしまったのです。
 その後、街でKさんの姿を見かけることはなくなりました。


【あの9.11テロでも】
 平成13年9月11日にアメリカで起きた、あの忌まわしい同時多発テロでも、多くの学会員が犠牲になったようです。
 中でも、世界貿易センタービルに突入したアメリカン航空のボストン発ロサンゼルス行き11便には、ロサンゼルス在住の「アメリカSGI(創価学会インターナショナル)」職員Aさん(48)が搭乗していました。
 Aさんは、アメリカSGIの本部経理部長をしており、この日は出張を終え、妻子3人が待つ自宅への帰路でした。
 何とも不運でお気の毒な出来事ですが、因果を説く仏法の視点から捉(とら)えるならば、あらゆる事象は全て、因縁によって生ずるわけですから、やはりこれも、起こるべくして起きたこと、と言うしかありません。


【親子喧嘩の末に】
 平成13年9月、福岡県京都郡苅田町で建築業を営む上田文昌さん(56)が、自宅で息子の上田将容疑者(28)に殴り殺されました。
 行橋署の調べでは、上田将容疑者は、口論の末、父・文昌さんの顔を殴り、倒れたところを、さらに胸ぐらを掴(つか)んで、後頭部を数回、床板に打ち付けた、といいます。
 文昌さんは意識不明のまま北九州市内の病院に運ばれましたが、翌日、帰らぬ人となってしまいました。
 上田さん一家は、『聖教新聞』を2部購読するほど熱心な学会員でした。


【手錠をはめられ高遠道路で死亡】
 平成13年7月、中国自動車道で、女子中学生Kさんが手錠をはめられたまま死亡、というショッキングな事件が発生しました。
 死因は、頭部と足にできた大きな傷による失血死で、Kさんは走行中の自動車から高速道路上に出た後、別の車両に轢(ひ)かれたのが目撃されています。
 Kさんの家は創価学会員で、Kさん自身も学会員でした。


【「口」を武器にしてきた男の最期】
 創価学会の副会長にして、広報室長だった西口浩氏(53)が亡くなったのは、平成13年5月21日のことでした。原因は、口内にできたがんでした。
 西口氏は「池田名誉会長の懐刀(ふところがたな)」とまで言われた大物幹部であり、学会批判者を猛然と人格攻撃したり、近寄るマスコミに札束攻勢をかけるといった辣腕(らつわん)ぶりは、マスコ関係者のよく知るところでした。
 西口氏はテレビ番組にもよく登場し、学会への批判に雄弁に反撃する論客ぶりを見せていましたが、その西口氏が「口」のがんで亡くなるというのは、謗法の果報でなくして、いったい何でありましょうか。しかも、西口氏は、手術によって顎(あご)の下部を切除し、まったく別人のような風貌と成り果てていた、とのことです。
 ちなみに、この大物副会長の訃報が『聖教新聞』に掲載されることはありませんでした。しかもその葬儀は、家族だけで葬儀を済ます「家族葬」という"密葬"でした。
 むろん、西口氏の死を、会員に知られないようにするための措置でありましょう。

[画像]:西口浩


【親子の絆さえ忘れて】
 平成12年12月10日、愛知県武豊町に住む谷川千秋容疑者(21)と妻の万里子容疑者(21)が、保護責任者遺棄致死容疑で逮捕されました。
 2人は、自分たちの長女である依織ちゃん(3)を段ボール箱に入れて放置し、食事を十分に与えず餓死させたもの。食事は1日にパン1口という日もあり、おむつもほとんど交換されていなかった、といいます。
 依織ちゃんは発見時、身長は89センチあったものの体重はたった5キロしかありませんでした。
 付近の住人の証言によると、2人とも熱心な学会員で、よく会合に出かけたり、"勧誘"に歩いていた、とのことです。


【池田大作の"噂の人"も】
 かつて池田大作との関係が噂された、元衆議院議員で、総合婦人部長などを歴任した多田時子は、膵臓(すいぞう)がんのために、平成12年12月2日、苦悶の相で亡くなりました。
 この衝撃的な出来事に、すぐには死亡を発表できなかったのか、死が公表されたのは数日後のことでした。

[画像]:多田時子


【これでは死んでも浮かばれぬ】
 埼玉県のYさんは、法華講員に何度も何度も折伏されながら、聞く耳を持たず、頑固に反対してきました。
 すると、平成12年、昼時に火事を出して、家は丸焼け。ご主人は焼死し、奥さんは、大やけどで入院してしまいました。
 その奥さんは、退院後、折伏のため訪ねた法華講員に対し、「主人は何も家のことができない人だから、私が死ぬより主人が死んでよかったわ」と、平然と言い切りました。


【盲腸で入院したはずが「帰らぬ人」に】
 大阪府に住む、を地区幹部していた婦人部のKさん(59)は、法華講員から折伏されるたび、笑いながら、日顕上人や宗門を誹謗していました。ニセ本尊の"販売"が開始された際には、いち早く交換し、家族全員が池用センセイを尊敬する学会家族でした。
 一見、健廉そうなKさんでしたが、平成11年、盲腸で入院。手術を受けた後に、入院中の病院で脳こうそくに。さらに、どういう加減か、医師が気付くのが遅れ、緊急処置も間に合わずに死亡してしまいました。
 近所の方も、「盲腸で入院したのに、死んで帰るとは思いませんでした」と驚いていました。


【ショック!「平和会館」で職員同士の殺人未遂事件】
 平成11年5月14日の白昼、東京都立川市の立川平和会館で、とんでもない事件が発生しました。
 学会女子職員の田代美恵子(女子部副本部長・当時)容疑者が、聖教新聞社職員のK(支部長・当時。前年までは男子部全国副書記長)を包丁で刺し、田代容疑者は現行犯逮捕される、という事件でした。
 田代容疑者とKは、3年ほどつき合っていたそうですが、別れ話をKから持ちかけられた田代容疑者が、「殺すしかない」と、包丁を用意し、会館内の応接室でKの左わき腹を刺した、とのこと。
 なんでも、2人が交際を始めたときには、すでにKには奥さんも(子供も)いたというのですから、本当に驚き、呆(あき)れてしまいます。
 いったい、学会員の倫理観はどうなっているのでしょうか。
 これも、日蓮大聖人の後継者である御法主上人猊下をゆえなく邪淫(じゃいん)呼ばわりしたがための、「還著於本人(げんじゃくおほんにん)」の現証でありましょう。


【強引な"勧誘"の果てに】
 東京・目黒区の支部副婦人部長のHさん(52)とその娘T子さん(21)は、共に熱心な学会員で、2人はT子さんの夫であるAを創価学会に入れようとしていました。しかし、Aが拒(こば)み続けたため、別れ話となり、T子さんは実家であるHさんのマンションに戻ってしまいました。
 その数日後の平成10年11月のある日、Hさん宅に乗り込んだAは、口論の末に、包丁でHさんとT子さんを刺してから自殺を図り、死亡。Hさんは逃げようとしてベランダから転落し、死亡。T子さんは意識不明の重体になってしまいました。


【ノイローゼから焼身自殺した壮年部幹部】
 新潟県三条市で学会の壮年部幹部を務めていたKさんは、熱心に学会活動をしており、学会葬の導師もしていました。
 法華講員に対しても脱講運動をしたりと、そうとうの学会狂信者でしたが、平成10年4月に直腸がんの手術を受け、その後、しばらくしてからノイローセ気味になってしまいました。
 そして、同年11月、Kさんは眠っていた妻の首を包丁で斬(き)りつけて、妻を殺害しようとしたのです。
 妻は、血を流しながらも助けを求めて外へ出ていったのですが、その間にKさんは、家に灯油を撒(ま)いて焼身自殺を図り、自宅は全焼。その焼け跡から発見されたKさんの遺体は、炭化していました。


【合葬納骨事件の端緒を作った脱落僧の死】
いわゆる「大石寺合葬納骨事件」の端緒(たんしょ)となった、創価学会が、平成5年から6年にかけて『創価新報』等に掲載した"米袋に詰められた合葬骨"なる写真。その写真を創価学会側に提供したのが脱落僧の岡崎雄直ですが、創価学会が、問題の写真をセンセーショナルに扱って誹謗(ひぼう)報道を開始した3年後の平成9年3月4日、岡崎は、心不全のため37歳という若さで急死してしまいました。

[画像]:岡崎雄直


【「戦い」が済んで…】
 平成9年3月、群馬県前橋市の公明党市議・T氏(53)が急死しました。
 T氏は、そのわずか3週間前に行なわれた市議選で当選したばかり。
 ところが、当選の翌日、T氏は、選挙中の無理がたたり、体調を崩して入院。風邪をこじらせて肺炎を併発したもので、最後は肺水症になり、命を落としてしまったのでした。
 この話には後日談があります。じつは、この時の市議選には法華講員も立候補しており、惜しくも次点となっていたのですが、学会員らは選挙期間中、この候補を当選させまいと様々に画策し、法華講員候補の落選が決まった時にはバンザイまでした、といいます。
 ところが、T氏の死去によって、次点であった法華講員候補が繰り上げ当選となったのです。
 T氏にとっても創価学会にとっても、何とも皮肉な結果となったのでした。


【ブラジル飛行機墜落で犠牲になったSGI会員】
 平成8年10月、サンパウロのコンゴニアス空港を飛び立った飛行機が、離陸(りりく)直後、住宅地に墜落(ついらく)・炎上するという事故が起きました。
 この事故で、乗客・乗員、そして住民の、併(あわ)せて98名が犠牲になったのですが、亡くなった乗客の中に、毎年、巨額の財務をしていたことで有名だった、ブラジル創価学会のメンバーがいました。
 また、墜落現場で左官の仕事をしていたF氏は、墜落した飛行機の燃料を浴びて、全身火だるまになり、助けを求めながら死亡。F氏も熱心な学会員で、地元新聞は、F氏が拝んでいたニセ本尊と共に写真入りで紹介していましたが、何ともお気の毒なかぎりです。
 これとは対照的に、ブラジルの法華講員KさんとAさんは、不思議な形で、この大事故を免れることができました。


【選挙大好き学会員の息子が不盧の死】
 平成8年10月のある夜、新潟県柏崎市安田のJR信越本線安田駅付近で、貨物列車が脱線事故を起こし、信越本線は翌日の夕方まで不通に。これにより、本来、信越本線を走るべき青森発・大阪行きの寝台特急「日本海2号」が、信越本線と並行して走る越後線を使って迂回運転したところ、翌日未明、この特急列車が酒に酔って線路に寝ていたAさん(35)をはね、はねられたAさんは即死してしまいました。
 信越本線の脱線事故がなければ、あるいはAさんが事故に遭(あ)うことはなかったかもしれません。
 何とも不幸な巡り合わせですが、じつは、Aさんのお宅は学会員で、母親は「選挙のF取りをすると最高に歓喜する」と公言するほどの活動家。皮肉なことに、Aさんが亡くなった日は、衆議院選公示の当日でした。


【火事の犠牲者は】
 平成8年9月、東京・墨田区の学会員の家が夜中に火事になり、5人家族のうち、祖父と妻、中学生の長女が焼死してしまいました。
 焼死した3人のうち、とくに妻は、バリバリの活動家で地区担当員。よく学会の文化会館に行き、脱講運動も活発に行なっていました。
 ちなみに、この地域の文化会館では、以前、日顕上人を模(も)した人形と、それを殴るための「トンカチ」が置いてあり、来館者に日顕上人の人形をボコボコ叩かせていた、といいます。


【当然の帰結】
 大阪府のAさん一家は熱心に学会活動をしており、今回の学会問題が起きた直後、部屋に掛けてあった日顕上人の写真を焼却し、再三にわたる折伏にも全く耳を貸しませんでした。
 そのAさん、平成8年7月に、白血病に侵され入院。そのわずか10日後に死んでしまいました。45歳の若さでした。
 また、Aさんの娘は、子供を残し、夫以外の男性と蒸発してしまいました。


【離陸失敗の飛行機の中で…】
 平成8年6月13日、福岡空港で、ガルーダ・インドネシア航空機が離陸に失敗し、爆発炎上する、という事故が起きました。
 大惨事にも拘(かか)わらず、乗客・乗員のほとんどが、非常出口や機体に生じた亀裂などから脱出して無事でしたが、不幸にも3名の乗客が亡くなってしまいました。
 そのうち、Iさんは、家族と共に熱心な学会員で、とくに父親は「センセーが地獄に行くなら、自分も行く」と公言していたほどでした。また、Oさんは、娘さんが非常に熱心な学会員でした。


【無理心中した活動家夫婦】
 平成8年6月、東京・板橋区で、学会員である主人が、これまた学会活動に熱心な奥さんを出刃包丁で刺し殺し、自らも後追い自殺をする、という傷ましい事件が起きました。
 このT夫妻は、店の看板に三色旗のデザインを入れたり、新聞啓蒙(けいもう)にも熱心で、亡くなる数日前にも「主人と一緒に"お山(牧口記念館)"に行ったの」と近所の人々に言い廻わるほどの活動家であったといいいます。


【ヒロエ・クロウの死】
 いわゆる「シアトル事件」の"証言"者、シアトル在住の学会婦人部幹部ヒロエ・クロウは、平成8年3月24日(現地時間3月23日)、64歳という、まだまだこれからの年齢で急死してしまいました。
 死因は肺がんだ、といいますが、死のわずか2ヵ月足らず前に、日本の法廷で元気そうに"証言"していたことを思えば、つくづく果報の厳しさを痛感させられます。

[画像]:ヒロエ・クロウ


【一家4人が焼死】
 平成9年2月、宮城県で一家4人が焼死する火災事故がありました。犠牲になったのは、Uさん夫妻と、身体の不自由な姉と母親です。
 出火当時、地元消防団員数人が、Uさん宅から数十メートル離れた集会所におり、駆けつけたのですが、その時はすでに手遅れの状態でした。その火災事故を報道したニュースでは、学会のニセ本尊が大きく映し出されていました。


【悲惨としか…】
福岡県に住む熱心な学会員・Kさん一家の中学3年になる娘さんは、平成7年12月、17歳の少年に出刃包丁で顔や胸を刺され、即死してしまいました。


【何の因果か、立宗宣言の日に】
福岡県のSさんは、平成7年4月28日、日蓮大聖人立宗宣言の日に、『聖教新聞』配達中に大型トラックにはねられて即死してしまいました。葬儀の時、祭壇にかけられていたのは、やはりニセ本尊でした。


【あの阪神大震災も、ニセ本尊流布の現証】
 平成7年1月17日未明、阪神・淡路地区を突如襲(おそ)った大地震―。震度7の激震と大規模な火災の発生によって、死者6千436名、負傷者4万名以上、破損した家屋は11万棟にも及ぶという、戦後最大の被害となりました。
 もともと神戸近辺は、昔から"まず、地震は起きない"といわれてきた地域です。そのような場所で、突如、あのような大規模な地震が起きたのには、やはり大きな原因があるはずです。
 創価学会では、平成7年を「関西勝利の年」「兵庫の時代」と銘打っていました。そのせいもあってか、ニセ本尊への交換が急ピッチで進められ、震災直前の15日と16日には、兵庫の各会館でニセ本尊が大量に配布されました。
 このことは、同時に、それまで各会員に下附されていた日蓮正宗の御本尊が大量御不敬された(学会は正宗の御本尊を回収した後、一体も返却していません)ということでもあります。
 日蓮大聖人は、
 「謗法の法師一閻浮提に充満して、諸天いかりをなし、彗星(すいせい)は一天にわたらせ、大地は大波のごとくをどらむ」(御書764、全集906頁)
と仰せられていますが、まさに、大謗法であるニセ本尊が一気に充満したために、大地が大波のごとく踊った、という現証にほかなりません。
 また、この地域に住んでいた会員は、といえば、
 「『4支部とも焼けてもうたんですわ』。本部長の宮本満さんは語った。(中略)文字通り壊滅(かいめつ)状態」(『聖教新聞』平成7年2月15日付)
等の報道のとおり、家がつぶれて跡形もなくなったり、圧死や焼死で亡くなった方も非常に多かったのです。
 とくに、1番被害のひどかった長田区一帯は、学会員が1番密集していた地域でした。


【仏罰の法統相続】
 東京・江東区に住んでいた婦人部長のTさん一家は、家を拠点に提供するほど熱心な学会家族です。
 Tさんは、学会が御宗門から訣別した直後、会合の折りに、日顕上人に扮して会場内を歩き、罵声(ばせい)を浴びせられる役を引き受けていたそうです。
 ところがその後、Tさんはだんだん物忘れがひどくなって人との会話もできなくなり、やがて家族のことや自分のことさえわからなくなりました。
 そしてついには、自分の家に放火しようとするなど、常に監視が必要な状況になり、夫も仕事を辞め、付き添うことに。
 その後、Tさんの脳に腫瘍(しゅよう)が見つかりました。Tさんの家族は「皆で必死に唱題した結果、困難な手術が成功して一命を取り留め、症状も改善に向かった」と話すのですが―しかし、その後に生まれたTさんの孫は、いくつになっても言葉をしゃべらず、自閉症と診断されてしまいました。


【会社が倒産、行方不明となった副県長】
 平成5年当時、福岡の副県長だったTさんは、会合等でも中心になって日顕上人誹謗(ひぼう)を行ない、また、会館に訪ねてきた会員達にも、テーブルを叩いて宗門誹謗をしていました。
 Tさんは、会社の役員をしていましたが、その後、何億という多額の架空取り引きをデッチ上げていることが発覚、会社も倒産してしまいました。
 その支払いのために、Tさんは自らの家屋敷を抵当に取られ、全ての財産も没収され、それでも、まだかなりの借財が残って、その後、行方不明になってしまいました。


【日顕上人呪誼の会合への道中で】
 平成5年4月、法華講員から再折伏された、函館に住む副婦人部長は、日顕上人を悪口誹謗(ひぼう)。法華講員から「尊い猊下様の悪口を言ったら、罰を受けることになるから、気をつけた方がいい」と言われても、全く聞く耳を持ちませんでした。
 その2ヵ月後、池田平和会館に行く途中、車同士が衝突して、副婦人部長の夫婦は脳挫傷で死亡。運転していた息子も重傷を負ってしまいました。
 事故を目撃した人の話によれば、事故は、車同士が立ち上がるほどの激しいものだった、とのこと。
 その日、副婦人部長の一家は、会館で行なわれた日顕上人の「絵踏み」に参加する予定だった、といいます。


【学会葬の帰り道で】
平成4年4月、福井県の圏書記長を務めていたTさんは、池田文化会館で行なわれた学会葬からの帰り道、赤の点滅信号を無視して交差点に侵入し、大型トラックと衝突。事故に巻き込まれた他の人々は軽傷で済んだのに、ひとりTさんだけが、頭の骨を折って即死してしまいました。


【あのダーツ男の店が全焼】
平成4年3月、日顕上人の似顔絵をダーツの的(まと)にしていた、京都府在住の学会指導長・Sさんの経営する工場が全焼しました。


【会合中に死亡した支部指導員/その棺を乗せたリフトが落下】
 長崎県で支部指導員をしていたBさんは、古くからの活動家で、「脱会する者は地獄に堕(お)ちる」等と言っては、脱会者の引き止めに躍起(やっき)になっていましたが、平成4年2月、会館での会合の途中、トイレの中で倒れて非業(ひごう)の死。
 葬儀は学会葬でしたが、その出棺(しゅっかん)の際、なんと、棺(ひつぎ)を降ろすリフトのワイヤーが切れてしまったのです。自動停止装置はあったのですが、なぜか作動せず、リフトに乗っていた親族ら6名が、棺と共に3階から落下、重軽傷を負う恐ろしい惨事となりました。


【圏男子部長の長女が誘拐・殺害さる】
 平成4年2月、福岡県の小学校に通う女児2人(AちゃんとYちゃん)が誘拐(ゆうかい)され、翌日、殺害されて遺体となって見つかる、という痛ましい事件が発生しました。2人のうち、Aちゃんは、なんと、創価学会の圏男子部長Nさんの長女だったのです。そして、もう1人のYちゃんの家は、創価学会と同じく血脈を否定して破門になった、正信会の信徒でした。
 地元新聞には、学会葬で行なわれたAちゃんの葬儀の写真と、正信会僧侶の導師で行なわれたYちゃんの葬儀の写真とが、2枚並べて掲載されていましたが、血脈否定の因果の厳しさを思い知らされる事件でした。


【婦人部長が大事故で即死】
 北九州市で婦人部長をしていたTさんは、娘さんも地区リーダーというバリバリの池田教で、脱会した人とは会っても挨拶もせず、宗門をひどく誹謗(ひぼう)していました。
 ところが平成3年12月、Tさんは、不倫相手である男性の運転で走行中、大型トラックと正面衝突し、車は大型トラックの前輪に食い込んで大破。2人とも即死でした。
 解体作業は何十時間もかかり、遺体の損傷はかなり激しくて、Tさんは上半身、そして相手の男性は下半身しか見つからず、しばらくは身元もわからなかったほどの大事故でした。


【暴力事件の後始末をしていた市議の死】
 平成3年8月15日、京都府亀岡市の正宗寺院・本感寺で、学会員が暴力事件を起こしました。
 公明党市議のNさんは、その裁判に先頭をきって関与していましたが、事件からちょうど1年後に、心不全で急死してしまいました。


【支部長が電車にはねられ即死】
 神奈川県在住の支部長Hさんは、脱会者宅に押しかけては、強引に脱会届を撤回(てっかい)させて廻わっていました。
 そのような平成3年7月、Hさんは新橋駅ホームで、乗車しようと荷物を持ち上げた時に足元がふらつき、線路に転落。ちょうど入ってきた東海道線の通勤快速にはねられて、轢死(れきし)してしまいました。葬儀は学会葬でした。


【池田の次男・城久氏の不可解な死】
 昭和59年10月3日、東京都内の病院で、池田大作の次男・城久氏が29才という若さで亡くなりました。死因は胃せん孔(胃に穴があく病気)でした。
 城久氏は、創価大学を卒業後、同大学の職員として勤務し、将来は、池田大作の後継者となる人物と目されていました。池田自身、自分に体型もよく似た城久氏を大変かわいがっていた、といいます。
 その城久氏が、なぜ、手遅れにならないかぎり死に至ることのない、胃せん孔などという病気で急死したのか−。
 じつは、それを予言したかのような記述が池田大作著『人間革命』第10巻「嶮路の章」に出ているのです。
 「(ニセ本尊を自ら作った)岡田一哲の父は胃せん孔で悶死(もんし)した。」
 池田も、ニセ板本尊を作るという大謗法を犯して、時の御法主日達上人の宸襟(しんきん)を悩まし奉った昭和52年から数えて、まさに7年後に、最愛の後継者を胃せん孔で悶死させてしまったのでした。


【4代会長・北條浩氏、風呂場で急死】
 昭和56年7月、創価学会第4代会長・北條浩氏が、自宅浴室で入浴中、心筋梗塞(しんきんこうそく)を起こし、そのまま急死しました。58才でした。
 北條氏は、池田が3代会長であった時代に、副会長として池田の手足となって働き、「自分の入信前の宗教・日蓮正宗」と言い放ったり、宗門との決裂を謳(うた)った、悪名高き「北條報告書」を書くなど、様々な謗法をを犯した人物です。
 昭和54年に池田が会長を引責辞任した後、北條氏は、第4代の会長となって、池田及び創価学会が起こした数々のスキャンダルの始末を1人で背負い、尻拭(ぬぐ)いに奔走(ほんそう)しました。
 池田の腹心として、常に池田の側で仕え、「池田に1番尽くした」と評されていた北條氏―。その北條氏が58才の若さで急死してしまったのは、やはり、池田の謗法行為を支え、これを積極的に進めたが故の仏罰であるとしか、いいようがありません。
 ちなみに、当時の本部職員からは、「何故か、北條さんの棺(ひつぎ)は閉じたままで、遺体とお別れをさせてもらえなかった」との話が漏(も)れています。



■不幸の原因指摘するは、慈悲の行為(仮題)
―宗門指し「カルト」は的外れ―
―学会こそどう見てもカルト―
―自己矛盾さらけ出す『新報』―
(『慧妙』H17.6.16編集)

【『立正安国論』に基づき災難(不幸)の原因指摘する宗門】
 6月1日付『創価新報』の「倒れゆく日顕(上人)」なる連載記事では、日顕上人及び宗門を執拗(しつよう)に誹謗(ひぼう)している。まさに平成3年以来、こうした日顕上人や宗門僧侶に対する悪口・中傷・誹謗のキャンペーンが行なわれ、今日に至るまで大謗法が続いている。
 この15年間には、バブルの崩壊や天災、前代未聞の事故など、前代を超える災難が頻繁(ひんぱん)に起こった。
 このような不幸な災難の頻発する原因こそ、大謗法の創価学会に存するのであり、それこそが『立正安国論』の意であるといえよう。
 事実、今日において日蓮正宗を積極的に誹謗している大謗法教団は、創価学会だけである。ゆえに、日顕上人は、『立正安国論』で日蓮大聖人が示される、禁ずべき「一凶」とは、現時においては創価学会である、と仰せられたのである。
 このことが、よほど痛撃であったのか、学会は日蓮正宗を「カルト教団」だの「カルト教義」だのと誹謗する。


【「裏切った者」を「攻撃」し「鉄槌を下」す創価学会】
例えば、同日付『創価新報』の1面には、特攻隊でもあるまいに、「『攻撃精神』で時代を開け」とか、「牧口先生を裏切った者は、戸田先生によって、その正体を明らかにされた。戸田先生の精神に違背した連中には、弟子の私たちがすべて鉄槌を下した。また、下している。これこそが仏法の根幹の魂であるからだ。真の師弟の道であるからだ」と、自分の考え方にそぐわない者に鉄槌を下し、徹底的に叩きつぶすことを宣言しており、慈悲のかけらも感じられない。


【機情に沿う慈悲と仏法上の慈悲】
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そもそも、宗教者であるならば、こうした災害にあたって、まずは亡くなった犠牲者を哀悼(あいとう)し、被災者とその家族を励ますことに全力を注ぐのが務めであるはずだ。(中略)ところが、日顕の振る舞いには慈悲のかけらもない。自分を誹謗した罰だと放言し、自宗の信徒が死んでいないと喜ぶ。まして何の罪もない何千何万という人々が亡くなった大惨事を、自分の権威を正当化するため、揚げ句の果てには破廉恥事件の言い訳に利用しているのが日顕でなのである(『創価新報』H17.6.1)
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 阪神淡路大震災の時には、総本山において殉難者の満山供養を行ない、相当額の義捐金(ぎえんきん)を届けた。また、スマトラ沖の大震災の時は、インドネシアまで御法主上人がお出ましになり、追悼法要を行なわれた。また、『大日蓮』や『大白法』において、「お見舞い」の言葉を掲載し、被災者への激励を行なった。このような歴とした事実を隠すなど、卑劣極まりない。
 なお、『新報』のいう「慈悲」ということについては、機情と仏法の筋道の両用が存する。
 機情に沿う慈悲とは、お悔やみ・お見舞い・激励等の言葉をかけ、悲しんでいる人や苦しんでいる人の心を癒(いや)す、という表面的で儀礼的なものといえる。
 一方、仏法の教理の上からの慈悲とは、どうしてそのような不幸が起こったのか、どのようにすればその苦しみや悲しみから解放されるか、などを教えの上から説くことであり、これこそが仏法の慈悲の本義である。
 ゆえに日蓮大聖人は
 「衆生を教化する慈悲の極理は唯法華経にのみとゞまれりとおぼしめせ」(『唱法華題目抄』御書226、全集9頁)
 「命を釈尊と法華経に奉り、慈悲を一切衆生に与へて謗法を責むるを心えぬ人は口をすくめ眼を瞋(いか)らす。汝実に後世を恐れば身を軽しめ法を重んぜよ。是を以て章安大師云はく『寧(むし)ろ身命を喪(うしな)ふとも教を匿(かく)さゞれとは、身は軽く法は重し身を死(ころ)して法を弘めよ』と。此の文の意は身命をばほろぼすとも正法をかくさゞれ」(『聖愚問答抄』御書404、全集496頁)
と仰せられ、仏法における慈悲とは、謗法を責めて法華経に帰依させることである、と示されているのである。
 したがって、災難の原因を指摘し、正法の功徳を明らかにされた日顕上人のお言葉は、真の慈悲に満ちている、といえよう。
 これに対し、創価学会を批判する者には、鉄槌を下して徹底的に攻撃するなど、慈悲のかけらもないのが創価学会である。
 しかも創価学会においては、機情の部分と仏法の筋道という両様の慈悲を、故意に都合よく使い分け、会員を巧みに洗脳している。
 このような卑劣極まりない創価学会に、大聖人の仏法の微塵(みじん)も存しないことは、言うまでもなかろう。

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●此の疫病は念仏者・真言師・禅宗・律僧等よりも日蓮が方にこそ多くやみ死ぬべきにて候か、いかにとして候やらん彼等よりもすくなくやみ・すくなく死に候は不思議にをぼへ候、人のすくなき故か又御信心の強盛なるか。(『治病大小権実違目』全集997頁)




■学会の邪教化による三災七難の興起
(『慧妙』H17.5.1ほか)

 日蓮大聖人は、『立正安国論』をはじめ多くの御書の中で、仏法と世の中の関係を明かされています。
 「仏法やうやく顛倒(てんどう)しければ世間も又濁乱(じょくらん)せり。仏法は体(たい)のごとし、世間はかげのことし。体曲(ま)がれば影なゝめなり。」(『諸経と法華経と難易の事』御書1469、全集992頁)
 「謗法(ほうぼう)の者其(そ)の国に住(じゅう)すれば其の一国(いっこく)皆無間大城(むげんだいじょう)になるなり。大海(だいかい)へは一切(いっさい)の水集まり、其(そ)の国は一切の禍(わざわい)集まる。譬(たと)へば山に草木(そうもく)の滋(しげ)きが如(ごと)し。三災(さんさい)月々に重なり、七難(しちなん)日々に来たる。」(『秋元御書』御書1451、全集1074頁〜)
 「世間の安穏(あんのん)を祈らんに而(しか)も国に三災起こらば悪法流布(るふ)する故なりと知るべし。」(『守護国家論』御書143、全集60頁)
 すなわち、正法治国(しょうぼうちこく)・邪法乱国(じゃほうらんごく)といって、正法が広く流布している国土は安穏安泰(あんのんあんたい)であるけれども、邪法が流布して謗法者(ほうぼうしゃ)が充満(じゅうまん)する国土は三災七難によって衰亡(すいぼう)していく、と仰せられているのであります。
 この仰せについて考えてみるならば、今日、我が国で最大の宗教団体は創価学会であり、しかも学会は、傀儡(かいらい)政党である公明党を連立与党にすることで、深く政権中枢(せいけんちゅうすう)に入り込んでいます。
 その創価学会が、日蓮正宗の正法正義(しょうぼうしょうぎ)に違背(いはい)する邪宗教団と化(か)したばかりか、
 「大石寺にペンペン草を生(は)やして荒れ寺にしてやる」(『聖教新聞』H13.3.1)
との目標を掲(かか)げ、憎悪(ぞうお)をむき出しにして、日々、激越(げきえつ)な日蓮正宗誹謗(ひぼう)を繰(く)り返(かえ)しているのです。
 これは、まさしく、仏法が顛倒するの相(そう)であり、正法に敵対する邪教が一国に広く流布している相に他なりません。
 御金言に照(て)らすならば、日本の国土に様々(さまざま)な大災難が並び起こることは必定(ひつじょう)です。また、日蓮大聖人が
 「道理証文(しょうもん)よりも現証にはすぎず」(『三三蔵祈雨事』御書874、全集1468頁)
と仰せられていることからも、日本の国土に現証が現われていなくてはなりません。
 そこで、学会が日蓮正宗に違背した以前と以後とを比較(ひかく)して、国土の様相(ようそう)を見てみましょう。
 なお、その鏡(かがみ)ともいうべき『立正安国論』には、諸経(しょきょう)の文(もん)を引いて三災七難の相が詳述(しょうじゅつ)されていますが、経典によって、七難の分け方が異なっており、その全(すべ)てを挙(あ)げて見ていくことは紙面の関係上、とうていできません。そこで、ここでは、『安国論』に示される三災七難の意をまとめて、7つのカテゴリー(@経済破綻〈はたん〉による国威〈こくい〉・国力〈こくりょく〉の喪失〈そうしつ〉、A天変地夭〈てんぺんちよう〉の続発、B食糧危機〈しょくりょうきき〉の発生、C伝染病〈でんせんびょう〉の脅威〈きょうい〉、D人心〈じんんしん〉の荒廃〈こうはい〉と犯罪増加、E国家の転覆〈てんぷく〉を企〈くわだ〉てるクーデター、F他国からの武力攻撃)に括(くく)って検証(けんしょう)していくことにします。


@経済破綻による国威・国力の喪失
―平成3年の邪教化から災難が顕著に―
―日本経済は「借金4倍・資産半減」―
 創価学会が「広宣流布の総仕上げの年」と称して日蓮正宗に牙(きば)を剥(む)いた平成2年以降、突如(とつじょ)として「バブル崩壊(ほうかい)」と呼ばれる経済破綻が起こってきました。そして、それまで「世界一の経済大国」といわれていた日本の経済は、数年間で、一気(いっき)に発展途上国(はってんとじょうこく)以下の水準(すいじゅん)にまで凋落(ちょうらく)していったのです。
 これにより、平成2年までの日本国の借金は約200兆円でしたが、以後、急激に増加し続けて、平成15年には約693兆円(表面化していない借金も加えると800兆円を優〈ゆう〉に超〈こ〉えている、ともいわれています)にまで達しました。
 これを、日本の総人口1億3千万人で割ってみますと、国民1人あたり少なくとも536万円の借金を背負(せお)っていることになります。しかも、1億3千万人の中には、赤ん坊から病人・寝(ね)たきり老人まで、全ての国民を含(ふく)んでいるのです。
 このような巨額(きょがく)な借金は、全国民総動員で必死に働いても、とうてい返せる額ではありません。したがって、この693兆円という借金は、事実上、返済(へんさい)が不可能、つまり日本国は破産(はさん)を避(さ)けられない借金大国(たいこく)となってしまった、ということです。
 また、平成3年以降、地価(ちか)も下落(げらく)し続け、日本の地価総額は、平成3年には2千兆円あったものが、平成15年には1千兆円。なんと、半分以上の資産(しさん)が消えて無くなってしまった計算になります。
 さらに、日経平均株価(かぶか)も、最高値(ね)約3万9千円まで行っていたものが、平成2年から暴落(ぼうらく)を繰り返し、平成15年には4分の1の1万円内外の水準にまで落ち込んでしまいました。
 株価は半年後の景気(けいき)を知る目安、といわれますが、まさに平成3年以降、日本の景気は先行きの見えない大不況(だいふきょう)に陥(おちい)り、企業の倒産(とうさん)も、平成2年には6千468件・負債(ふさい)総額1兆9千958億円だったものが、平成15年には1万6千255件・負債総額11兆5千818億円へと、凄(すさ)まじい増加を見せています。
 これに伴(ともな)って、当然のことながら失業者(しつぎょうしゃ)も急増、平成2年には完全失業率2%だったものが、平成15年には5.5%となっており(統計に出てこない事実上の失業者も加えると、実態は10数%の失業率といわれます)、巷(ちまた)には、倒産やリストラで住む家まで失ったホームレスが溢(あふ)れるようになりました。
 また、倒産・破綻という事態は民間企業だけにとどまらず、平成6年以降は、日本長期信用銀行をはじめ多くの金融機関(きんゆうきかん)が相次(あいつ)ぎ倒産しました。これは、平成3年からの大不況が、単なる不景気ではなく、恐慌(きょうこう=最悪の経済状態)であることを示すもの、ともいわれます。
 以上のように、平成2年までは「世界一の経済大国」といわれていた日本は、今や、実質破産状態と指摘(してき)されるまでに、国威・国力を喪失してしまったのです。


A天変地夭の続発
―学会の動きに連動して天変地夭―
―邪教化進むにつれ被害が拡大!―
(『慧妙』H17.6.1)
 創価学会の謗法化に伴(ともな)い、天変地夭(てんぺんちよう)=太陽や天体の異変、異常気象、噴火〈ふんか〉や地震など)も顕著(けんちょ)に現われてきました。
 まず、平成2年11月16日、池田大作が、公(おおやけ)の会合で日蓮正宗に対する宣戦布告(せんせんふこく)ともいうべき宗門誹謗(ひぼう)スピーチを行なった途端(とたん)、その翌朝には、突然、雲仙(うんぜん)・普賢岳(ふげんだけ)が200年ぶりに噴火。
 同年12月1日には、季節外(はず)れの台風到来により、雷(かみなり)と竜巻(たつまき)が起こり、真冬でありながら真夏の陽気となりました。
 以後、我が国乃至(ないし)世界には「観測史上初」といわれる異常な現象や、大規模(だいきぼ)な災害が相次(あいつ)ぐこととなります。その主(おも)なものを挙(あ)げてみましょう。

○平成3年6月、雲仙・普賢岳で火砕流(かさいりゅう)が発生、死者・不明者44名
○平成3年9月、台風19号が上陸、死者・不明者62名
○平成5年1月、釧路沖(くしろおき)地震で11年ぶりの震度6の激震(げきしん)を記録、死者2名・負傷者967名
○平成5年7月、北海道南西沖地震で奥尻島(おくしりとう)を津波(つなみ)が襲い、死者・不明者230名
○平成5年8月、鹿児島で豪雨(ごうう)による土砂災害、死者79名
○平成5年8月、台風13号が上陸、死者48名
○平成6年、西日本で猛暑による旱魃(かんばつ)・水不足
○平成6年10月、北海道東方沖地震、死者・不明者10名
○平成6年12月、三陸(さんりく)はるか沖地震、死者3名・負傷者788名、この地震による地殻変動(ちかくへんどう)をきっかけに、以後、東北地方の火山活動が活発化
○平成7年1月、創価学会が兵庫(ひょうご)の各会館でニセ本尊を流布(るふ)した翌日、阪神・淡路大震災(はんしん・あわじだいしんさい)が発生、死者6千436名・負傷者4万人超
○平成8年2月、豊浜(とよはま)トンネル岩盤崩落(がんばんほうらく)、死者20名
○平成8年3月、北陸(ほくりく)から関東にかけて日輪(にちりん)の二重輪(にじゅうりん)を観測
○平成8年12月、蒲原沢(がまはらさわ)で土石流が発生、死者14名
○平成9年7月、鹿児島で豪雨により土石流が発生、死者21名
○平成11年6月、広島・長崎・福岡などで土石流・崖崩(がけくず)れ・溢水(いっすい)、死者40名
○平成11年8月、台風18号のもたらした高潮(たかしお)で死者12名
○平成12年8月、三宅島(みやけじま)噴火、全島民が島外へ避難
○平成12年9月、台風14号による豪雨、死者10名
○平成12年10月、鳥取県西部地震、負傷者182名
○平成13年3月、芸予(げいよ)地震、死者2名・負傷者288名
○平成14年3月、超温暖化(おんだんか)で平均気温が観測史上最高値を記録
○平成14年3月、北海道で黄色の雪を観測
○平成15年5月、北海道などで、日中は白濁(はくだく)・朝夕は真紅(しんく)となる太陽を観測
○平成15年、三陸南地震(5月)・宮城県北部地震(7月)・十勝沖(とかちおき)地震(9月)などの大規模な地震が2ヵ月ごとに発生、不明者2名・千400戸近い家屋損失(かおくそんしつ)
○平成15年7月、九州で豪雨、死者・不明者23名
○平成15年8月、台風10号、死者・不明者19名
○平成15年10月、太陽の活動に異変が生じ、肉眼でも確認できるほどの巨大な2つの黒点(こくてん)を観測
○平成15年10月、石川県・茨城県・長野県・京都府などで赤いオーロラを観測
○平成16年2月、琵琶湖岸(びわこがん)で太陽柱(ちゅう)を観測
○平成16年6月、台風6号、死者・不明者5名
○平成16年7月、新潟・福島豪雨、死者16名
○平成16年7月、福井豪雨、死者・不明者5名
○平成16年7月、台風10・11号、死者3名
○平成16年8月、台風15号、死者10名
○平成16年8月、台風16号、死者・不明者17名
○平成16年9月、台風18号、死者・不明者45名
○平成16年9月、台風21号、死者・不明者27名
○平成16年10月、台風22号、死者・不明者9名
○平成16年10月、台風23号、死者・不明者98名
○平成16年10月、新潟県中越地震、死者46名、負傷者4千801名
○平成16年12月、スマトラ沖大地震・インド洋大津波、犠牲者29万7千名以上
○平成16年12月以降、各地に記録的大雪、雪による死者86名、負傷者758名
○平成17年3月、福岡西方沖地震、死者1名、負傷者千87名

 この他、近年とくに問題となっている地球温暖化についても、19世紀以降で急激に暖(あたた)かくなったのは平成2年からの10年間のことである、とされています。米国防総省のレポートによれば、このまま温暖化が進めば、2020年前後には、海面の水位の上昇による水没(すいぼつ)や、旱魃による砂漠化(さばくか)などで、世界各地に難民が大量に発生。その結果、水資源・食料・エネルギーをめぐって、世界中で戦争が勃発(ぼっぱつ)し、数百万人の犠牲(ぎせい)が出る破滅的(はめつてき)状況になる、との予測が立てられています。
 まさに平成2年以降の天変地夭の続発は、私達の生活を脅(おびや)かしているのであります。


B食糧危機の発生
(『慧妙』H17.7.1)
 平成2年以降、突如(とつじょ)として、私達の食糧事情にも異変が起きてきました。主なものを挙(あ)げてみましょう。
 平成2年、それまで全国の総漁獲量(ぎょかくりょう)が4百万トン以上であったイワシが、急に3百万トンに減少、以後、年々に減(へ)り続けて、平成13年には18万トンにまで減少してしまいました。その他、鯖(サバ)の資源量も平成2年当時の7分の1に減少、サンマの資源量も半減しています。
 平成5年、6年、台風や長雨などの天候不順によって、野菜が不作となり価格が高騰。さらに、過去に例を見ない規模の冷害や全国的な稲熱腐(いもちびょう)発生により、深刻な米騒動が起こり、輸入米が販売されるという前代未聞(せんだいみもん)の事態(じたい)となりました。
 平成10年にも、天候不順によって野菜の収穫量(しゅうかくりょう)が激減、政府は野菜を緊急輸入しました。
 平成13年、BSE(狂牛病〈きょうぎゅうびょう〉=牛海綿状脳症〈ぎゅうかいめんじょうのうしょう〉)に侵(おか)された牛が日本でも発見され、牛肉の消費は30%にまで激減、業者に大打撃を与えました。また、これに伴(ともな)い、牛肉の産地表示偽装(ぎそう)事件が起きたのを皮切りに、食品の安全性に疑問を与える事件が多発しました。
 平成15年、記録的な冷夏(れいか)、長雨、日照(にっしょう)不足により、米をはじめ農作物全般が大変な不作となりました。
 また同年、アメリカでもBSEが発生、これによって日本では米国産牛肉の輸入を禁止し、ついに日常の食卓(しょくたく)から牛肉が姿を消す、という異常事態に陥(おちい)りました。この米国でのBSE発生は、米国経済にも大打撃を与えるばかりか、世界規模での影響が懸念(けねん)されています。
 平成16年、タイ・ベトナム・中国などで新型鳥(とり)インフルェンザが発生、日本では、これらの国からの鶏肉の輸入を禁止しましたが、さらに日本の国内でも次々と鳥インフルエンザの発生が確認され、食肉業界は大変な苦境に立たされています。
 以上のような食糧危機は、かつては想像もできなかった事態ですが、これらの問題が一気に集中して起こっているところに、通途(つうず)の浅い原因によるものではない、ということが現われているといえましょう。


C伝染病流行の脅威
 かつて猛威(もうい)を振るった、赤痢(せきり)・コレラ・ペスト・結核(けっかく)などの伝染病(でんせんびょう)は、医学の発達に伴い、ほとんど姿を消してしまいました。今さら伝染病といっても、"恐怖の対象"という実感すらなくなっていた、といえるかもしれません。
 ところが、近年、エイズをはじめ新たな伝染病が次々と現われ、多くの人命を奪(うば)う事態となりました。
 まず、エイズですが、これは平成2年までは大きな増加もなく、いったん減少すらしていましたが、平成3年から年毎(としごと)に急増しはじめ、なんと平成15年には、感染者数(かんせんしゃすう)が平成2年当時の10倍に及んでいます。平成14年までの死者は世界中で3百万人以上、感染者は4千2百万人と推計(すいけい)され、このままのぺースだと、さらに5、6年で倍増するものと見られています。
 また、平成14年には、中国で新型肺炎SARSが発症(はっしょう)、死者770人以上を出しましたが、いまだに有効な抗(こう)ウィルス剤(ざい)が見つかっていないため、今後、まだまだ大規模な感染の起きる可能性があります。
 さらに、前項で触(ふ)れたBSE(狂牛病)も鳥インフルェンザも、人体に感染(かんせん)する病気であり、とくに鳥インフルエンザは、感染力・死亡率ともに高く、場合によっては新型肺炎SARS以上の脅威(きょうい)になる可能性が指摘されています。
 その他、これら新しい伝染病ばかりでなく、戦後、確実に減少してきていた結核までもが、平成9年の時点で、43年ぶりに増加に転じました。
 このように、平成2年以降、再び伝染病の脅威が拡大しているのです。


D人心の荒廃と犯罪増加
 かつて日本は、世界一の治安を誇(ほこ)る国でしたが、これも平成2年の学会謗法化の時期(じき)を境(さかい)に、一気に崩壊(ほうかい)した感があります。
 まず、犯罪発生件数を見てみますと、平成2年までは毎年約160万件で推移(すいい)していたものが、以後は徐々(じょじょ)に増加していき、平成14年には、なんと120万件増の285万件に達しています。一方、犯罪の検挙率(けんきょりつ)は落ち込み続けていますから、もはや日本の治安(ちあん)はガタガタ状態です。
 その内容に立ち入ってみますと、戦後、いわゆる「凶悪(きょうあく)犯罪」と呼ばれる殺人・強盗(ごうとう)・放火・強姦(ごうかん)の4つの犯罪は一貫(いっかん)して減ってきていましたが、平成2年から増加に転じ、平成14年までに、なんと6千件から1万2千5百件へと倍増し、中でも強盗は、千6百件から7千件へと、4倍以上に急増しています。
 また、ひったくりや路上強盗なども、それぞれ5倍、6倍にまで増加しています。
 これでは、日本で安心して生活できる保障など、まったくなくなってしまった、といえましょう。
 こうした世相(せそう)の悪化(あっか)、人心(じんしん)の荒廃(こうはい)は、次代(じだい)を担(にな)うべき少年にも深刻な影響を及ぼしており、少年犯罪が著(いちじる)しく増加の傾向にあります。どくに強盗などの凶悪犯罪は、平成3年の千6百件から平成12年の2千百件へと、10年間で倍近く増加しています。
 少年の薬物(やくぶつ)乱用の検挙数も、平成3年から10年間で、4倍にも増えています。
 その他、児童虐待(ぎゃくたい)の相談件数なども10倍以上に急増するなど、人心の荒廃は目を覆(おお)わんばかりのものがあります。


E国家の転覆を企てるクーデター
(『慧妙』H17.8.1)
 戦後日本の武力放棄(ぶりょくほうき)、治安維持法(ちあんいじほう)や銃刀取締法(じゅうとうとりしまりほう)の制定などにより、いわゆる武力クーデターというものは、現代の日本には起こらないものと、誰もが思い込んでいました。
 しかし、平成7年に起きた地下鉄サリン事件は、日本国の支配を企(たくら)んで武装化(ぶそうか)を進めたオウム真理教が、諸官庁の集中する霞ヶ関(かすみがせき)を狙(ねら)って引き起こした、無差別大量殺人でした。
 その目的が明らかになってみれば、これは、国家の転覆(てんぷく)を目指(めざ)すクーデターの端緒(たんちょ)だったのです。
 前(さき)に起きた松本サリン事件と合わせて死者19名、負傷者3千938名という、犯罪史上にも類例を見ない一連のオウム事件は、一邪宗教団の恐ろしさを示す出来事というだけでなく、まさに、仏の説かれる「自界叛逆難(じかいほんぎゃくなん)」の惹起(じゃっき)であった、といえるでありましょう。


F他国からの武力攻撃
―自界叛逆に続き他国侵逼も現実に!?――
 長い歴史上、日本の側から宣戦布告(せんせんふこく)して他国との戦争に突入したのでなく、他国が海を越(こ)えて侵略(武力攻撃)してきた、という事例は、日蓮大聖人御在世当時の蒙古襲来(もうこしゅうらい)より他にありません。
 また、戦後の日本は、武力放棄した上に日米安保条約で守られているため、外国よりの攻撃を受ける、という事態は起こりにくい、と考えられていました。
 ところが、平成5年5月、隣国(りんこく)である北朝鮮から日本へ向けてノドン型ミサイル1基(いっき)が発射され、日本海へ着弾する、という事件が起こりました。
 さらに、平成10年8月には、改良されたテポドン型ミサイル1基が発射され、今度は日本本土を飛び越えて太平洋に着弾しました。
 このことから、日本が北朝鮮のミサイルの射程(しゃてい)に入っていること(しかもテポドン型ミサイルには核弾頭〈がくだんとう〉の搭載〈とうさい〉が可能であること)が判明し、世論は騒然(そうぜん)としました。
 その後、平成13年12月、北朝鮮の不審船(ふしんせん)が日本の領海(りょうかい)に侵入(しんにゅう)、これを追跡した日本の巡視船(じゅんしせん)が銃撃(じゅうげき)を受けたことから、双方(そうほう)で激しい銃撃戦となり、不審船は爆発炎上して沈没(ちんぼつ)―という事件まで起こり、日本国民は、あらためて"北朝鮮からの武力攻撃はありうる"との認識を持つに至ったのです。
 脅威(きょうい)は北朝鮮ばかりではありません。
 平成15年のイラク戦争において、日本政府はアメリカの先制攻撃を支持し、また戦争後のイラク復興支援(ふっこうしえん)につき、アメリカからの要請(ようせい)に応えて自衛隊をイラクに派遣(はけん)することを決断しました。
 ところが、こうした日本の対応に対し、アメリカと戦闘中のテロ組織"アルカイダが、
 「自衛隊をイラクに派遣した場合は日本を攻撃する。我々の攻撃は日本の国家の中枢(ちゅうすう)に達するだろう」
との声明を発表したのです。
 日本の自衛隊派遣は、もちろん侵略(しんりゃく)のためではありません。人道支援が目的であります。
 しかし、それに反発した外国のテロ組織が、日本を武力攻撃する、というのです。
 まさに日本を取り巻く情勢は、いつ「他国侵逼難(たこくしんぴつなん)」が起こっても不思議ではない、緊張(きんちょう)したものとなっています。


―学会対治こそ諸難除く唯一の方途――
 以上、創価学会が邪宗教化してからの日本の国土に、異常なまでに三災七難が集まり起きていることは明らかです。これこそ、創価学会が大謗法の邪宗教団であることの、何よりの現証といえましょう。
 しかして、大聖人は
 「若(も)し先(ま)づ国土を安(やす)んじて現当(げんとう)を祈(いの)らんと欲(ほっ)せば、速(すみ)やかに情慮(じょうりょ)を廻(めぐ)らし忽(いそ)いで対治(たいじ)を加へよ。所以(ゆえん)は何(いかん)。薬師経(やくしきょう)の七難の内、五難忽(たちま)ちに起こり二難猶(なお)残れり。所以(いわゆる)他国侵逼(たこくしんぴつ)の難・自界叛逆(じかいほんぎゃく)の難なり。大集経(だいしっきょう)の三災の内、二災早く顕(あら)はれ一災未(いま)だ起こらず。所以(いわゆる)兵革(ひょうかく)の災(さい)なり。金光明経(こんこうみょうきょう)の内、種々(しゅじゅ)の災過(さいか)一々に起こると雖(いえど)も、他方の怨賊(おんぞく)国内を侵掠(しんりゃく)する、此(こ)の災未(いま)だ露(あら)はれず、此の難未だ来たらず。仁王経(にんのうきょう)の七難の内、六難今盛(さか)んにして一難未だ現(げん)ぜず。所以(いわゆる)四方(しほう)の賊(ぞく)来(きた)りて国を侵(おか)すの難なり。加之(しかのみならず)国土乱れん時は先(ま)づ鬼神(きじん)乱る、鬼神乱るゝが故に万民乱ると。今此(こ)の文に就(つ)いて具(つぶさ)に事の情(こころ)を案ずるに、百鬼(ひゃっき)早く乱れ万民多く亡ぶ。先難(せんなん)是(これ)明らかなり、後災(こうさい)何ぞ疑はん。若(も)し残る所の難(なん)悪法の科(とが)に依(よ)って並び起こり競(きそい)ひ来(き)たらば其(そ)の時何(いかん)が為(せ)んや」(御書248頁)
と仰せですが、このまま学会の大謗法を放置しておけば、災難はさらに深刻化し、ついに残る「一難」が顕現(けんげん)して、私達の住む国土が衰亡(すいぼう)することは必至(ひっし)です。
 それを食(く)い止(と)める道は、正法の怨敵(おんてき)となっている創価学会を折伏し、謗法を停止(ていし)せしめる以外にないのであります。

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▼大型台風4号の上陸により、3日間にわたって各地で大変な被害が出た翌日、今度は新潟県中越地方で、震度6強の大地震が発生し、多くの被害者を出した。被災地は、今なお深刻な状況が続いている。奇しくもその日は、7月16日、日蓮大聖人が『立正安国論』をもって国主諌暁(かんぎょう)をなさった日であった▼『安国論』は、当時の度重なる大地震、大暴風雨、大火災、大飢饉(ききん)などの、天災人災に苦悩する民衆を救済せんと、国土の災難の根本原因が邪宗謗法にあることを明かし、災難を根絶して国土を安穏にするには邪宗謗法を捨てて正法に帰依する以外にない、と叫ばれた、御本仏の折伏の一書である。そして、『安国論奥書』に「未来も亦(また)然るべきか。此の書は徴(しるし)有る文なり」とあるとおり、この災難根源と救世の大原理は、今日にも厳然と活(い)きていることが実証された▼「パパやママが子供の頃には、どんな地震があった?」と我が子から聞かれ、今更ながら驚いた。何ら記憶にないのである。戦争が終わり、日蓮正宗の信仰が曲がりなりにも広く流布した時期(昭和40年頃から平成2年まで)のこの国には、現在のような、大きな天災の連発や異常気象も、経済危機もなく、残酷な事件や自殺、いじめも、ここまで多発しておらず、生活していて恐ろしい想いをすることはなかった。結局、私達は、知らない間に大御本尊の功徳に守られ、いまだ未入信の者も含め、日本国中が正法の恩恵を受けていたのである。その有り難さに気付き、思わず涙した。だが、創価学会が日蓮正宗に矢を向け、あろうことかニセ本尊を日本中にバラまいてくる中で、本当に急激に世の中が狂ってしまった。その事実を改めて痛感する▼学会員達は、この三災七難の原因を「宗門が学会を切ったからだ」などと口をそろえる。ならば、何度でも言おう。日蓮正宗からの破門を「黒い鎖(くさり)を断ち切って自由になった」と喜び、学会製ニセ本尊を国中に充満させ、政権与党となって国家権力まで手中に入れた創価仏法とやらが、本当に正しい法であるならば、こんな悲惨な世の中になるはずがあるまい。「世皆(みな)正に背(そむ)き、人悉(ことごと)く悪に帰す」との御指摘は、まさに今日の無知な学会員の姿を指したものである▼正法流布の暁(あかつき)には、「吹く風枝をならさず、雨土くれをくだかず」国土の異常な災難はなくなり、安穏・安泰な社会となって、大御本尊の真の功徳が顕現される。正義顕揚750年に向け、悲しい災難を根絶するために、『立正安国論』の大精神を心肝に染め、現在の一凶たる創価学会を折伏し、正法流布の使命を果たそうではないか。(『慧妙』H19.8.1)




■受持即観心の原理で幸せに
―蒲田支部浜松地区総会―
(『戸田城聖全集』第2巻315頁〜)

 日本の国は、いま、ひじょうな貧乏の時代です。貧乏人の多い時代です。それは、だれもが認めるところであろうと思う。しかし、貧乏だというけれども、それなら、金持ちはいないかというと、たくさんおります。このなかにだって、財布のなかに十円玉1つぐらいしかない人と、千円札を何枚も持っている人といるはずです。それは、生存競争ということが、世の常でありますから。また、それ以上の問題は、宿命ということがあるからです。
 原子爆弾が落ちても、広島の人がみんな死んでしまったわけではない。死んだ者と、けがした者と、助かった者とある。病人が多くなったからといって、みな、病人ではない。そうなれば、だれもが、金のあるほうへはいりたい。あぶないことが起こったら、死なないほうへはいりたい。病気であったら、病気でないほうへはいりたい。それはあたりまえです。
 それが、できることなら、だれしもそうなりたいが、では、どうしたらいいのか。それはなんでもないことです。日蓮正宗の大御本尊様を信ずれば、それですむのです。それではあまり独断的ではないかと、こう思う人もあろうかと思う。だが、いくつも、とうぜん、それはこうなるのだという理由がある。
 あらゆる点から説明はできるが、ただ1つかんたんに申しあげれば、観心本尊抄と申します、日蓮大聖人様が御本尊様のことについてお約束なされた御書がある。「この五字、すなわち御本尊様を受持すれば、釈尊の因行果徳の二法を譲り与え給う」(御書全集246頁趣意)こういうおことばがある。
 東洋の哲学、すなわち仏教哲学におきましては、われわれの運命というものはどうしてできたか、運命というものをどう打開すべきかと、こういうことになっている。それは、過去世において、善根をつんだ者は、この世でもって金持ちになる、じょうぶになる、美人にもなる。また、それであればこそ、この世で善根をつんで、来世においては、こんどは金持ちにもなり、あるいはまた美人にもなり、あるいはまた、からだのじょうぶな人間にもなろうと、こういうのが、釈迦の仏法である。
 ですから、この世で貧乏している方には、通途の釈迦仏法におきましては、こういうことになる。前の世で泥棒をしたものは、この世で貧乏することにきまっている。そうすると、このなかには、そうとうの前世の泥棒がいることになる。喜んではいけません。泥棒だっていわれて喜ぶ人がありますか。それならば、こんどはこの世で善根をつんで、来世で金持ちになろう。それは、理屈のうえではけっこうだけれども、私はそれはいやです。私がいま、貧乏しているとする。これから善根をつんで来世に金持ちになる。そんなばかばかしいことやっていられません。死んでから先のことではないか。そんな、お釈迦さんのいうことなんか、私はもう用いない。
 しからば、末法の御本仏日蓮大聖人様は、どうおっしゃっているか。この御本尊様を受持すれば、過去世において、金持ちになるところの原因のなかった者も、その原因をやるとおおせられている。原因をもらったり、この世で金持ちになるのは、あたりまえの話ではないか。過去世において、じようぶでない原因をもった者は、いますぐに、じょうぶになる原因をくれてやる、と。御本尊様を受持するとともにくれるのです。じょうぶになる原因をいただいた以上は、その結果が出てくるわけなのです。これが「この五字を受持すれば、釈尊の因行果徳―因行とは原因の因と行いと書きますが、果徳というのは、結果です―の二法を譲り与え給う」ということの約束で、かならず願いがかなわなければならんのです。ですから、日寛上人のおおせには「いかなる願いとしても、その願いのかなわないことはない」とおっしゃっている。これが、大御本尊様の功力です。法力・仏力です。
 これを疑うならば、信心しないほうがいい。これを信ずるならば、しっかりとおやりなさい。そして、みんなが、金持ちのほうへ、じょうぶなほうへ、危険の少ないほうになって、喜びのうちにこの一生を過ごしてもらいたいと思うのです。
 この世の中は、苦しむために生まれた所ではないのです。この世の中は、遊ぶために生まれてきた所なのです。ゆえに「衆生所遊楽」というのです。われわれは楽しんで暮らさなければならないのです。それを、夫婦げんかばかりしたり、借金取りに責められたり、いらいらしたり、病気で苦しんだり、いったい、仏さまが、末法の御本仏様が約束しているのに、それを信じないで、苦しみとおして死ぬなどというのは、愚の骨頂です。それをみんなに教えてあげて、そして、自分もしあわせになり、人もしあわせにするのを、広宣流布というのです。
 このあいだも、あるところへ青年がまいりまして、私と一晩、話しあった。たまたま、私もそういう時間がありました。そして、アメリカの原子爆弾、ソ連の原子爆弾、それがどうなるかと、世界の動きはどうなるかということを語りあいました。いろいろと、われわれ人間の知恵で考えては、もしも、ソ連とアメリカが戦争することになれば、日本人はほとんど全滅しなければなるまいと思うのです。このときに、政治をどうするか、外交をどうするかと、そういう小さなことを考えても、とうていのがれることはできないと思う。
 そこで私は、最後の結論として、仏天の加護を祈る以外にないと、こう申しました。事実、世界に動乱が起こったときに、日本民族が助かる方法は、仏天の加護を祈る以外にないのです。仏天の加護を祈るとしても、一国が謗法であっては加護はありません。その大危険を目の前にして、安閑として、われわれはおるわけにはいかない。よって、ここに広宣流布をして、その大難をのがれようとするのが、創価学会の広宣流布の目的なのです。
 その広宣流布も、なんらの出血を要するわけではない。わが身が幸福になりつつ、そうやっていくのだから、こんなうまいことはなかろう。あなた方がうんと苦しんで、家を貧乏にして、足を棒にしてとんで歩いてそうなるのではないのだから、自分がしあわせになって広宣流布になるのだから、こんなうまいことはないではないか。それをやらないのであれば、その人が悪い。そういうことを、よくよく心にいれて、信心を遂げていってください。(昭和30年8月11日)





■狂信の結果、会社をカルトまがいに(仮題)
―創価学会入らぬなら昇給差別―
―朝礼で『聖教新聞』読み合わせ―
―40人突然解雇の内装会社―
(『しんぶん赤旗』H19.8.23)

 「創価学会に入信しなければ昇給で差別」「サービス残業で『聖教新聞』をつかって『座談会』」。そんな経営をすすめた会社が、6月に不渡りを出し倒産しました。社員約40人を何の前触れもなく解雇したこの会社は、現在、労働組合が求めている6月分の給与支払いなどを拒否し続けています。
 問題の会社は「太洋開発」(東京都中央区、足立一英社長)。オフィスや店舗の内装工事、施工管理などを行っていました。
 突然解雇された元社員らは労働組合を結成。6月分の給与、不払い残業代などの支払いを求めています。
 ところがこれまで5回の団体交渉で、社長らは「支払う気はない」などと不誠実な態度を繰り返しています。それどころか倒産に至った主な原因に「社員の勤怠が悪く―ことごとく工期遅れとなり―資金繰りを悪化させた」などをあげ、社員に責任を転嫁しています。

<勤務時間に強要>
 同社は、社長をはじめ、幹部が社員に創価学会への入信や公明党の支持を押しつけています。
 元社員らは「幹部が信心するのは勝手だが、勤務時間内に社員に強要するのはおかしい」と怒っています。
 元社員らによると、毎朝行われる従業員の朝礼は、『聖教新聞』の読みあわせからはじまります。
 月に1回の割合で、全員参加による「座談会」が開かれます。社長の音頭で、その日社にいる人間は「全員集合」がかけられ、「人間主義」などのテーマで、議論させられるといいます。
 4月末には公明党の参院候補だった山口那津男議員(東京選挙区選出)が座談会に訪れ、支持を訴えたといいます。これらがすべて残業代が支払われない「サービス残業」だったと組合は訴えています。
 新入社員研修は4回。しかしそこで行われるのは技術や経理の研修などではありません。社長自らが『聖教新聞』の切り抜きなどをテキストに「人間主義経済革命5大要素」「妙法の山分け」などという世界観を中心に講義。「資本主義に変わる新しい秩序」のために、「公明党支持の組織の構築」「創価学会支援組織の構築」が必要などとしています。
 入社2年目の柴崎弘さん=仮名=はいいます。「社長は、学会への入会や公明党の支持をしない者は仲間ではないと、半ば強制的です。ふつうは断れません」
 4回の講習を終えると、幹部が『聖教新聞』の定期購読の申込用紙を出して購読をせまり、経理担当者が毎月集金するといいます。

<特異な給与体系>
 同社では創価学会に入るかどうかで昇給にも露骨な差別があるといいます。
 技術者で入社した豊田哲さん=仮名=は今年3月、社長と社長の長男の取締役がいる席によばれ、昇給について告げられました。
 同社の給与は、「妙法による山分け」と称する特異な算法で決まるシステムですが、それによると豊田さんの給与は約44万2千円となるはずでした。しかし、その席で社長は、表を指さしながらはっきりこういったといいます。
 「本来はその金額になるはずだが、ランクは上げられない。キミは学会に入らないし、『聖教新聞』も購読しないからだ」
 そして示された金額は、約9万円も低い約35万8千円でした。
 豊田さんは憤ります。
 「私は学会に入らず差別されましたが、一方で入信して給料が上がった人もいます。思想・信条の自由を踏みにじって労働者を差別し、あげくには倒産で給料不払いなんて許せません」

<憲法・労基法違反の疑い>
―自由法曹団団長の松井繁明弁護士の話―
 元社員などの証言が事実であれば、憲法と労働基準法違反の疑いが非常に強い。
 賃金や残業代の支払いは経営者の義務。生産性を維持するのも経営者の責任であり、「労働者の生産性が低いから賃金を払わない」という抗弁は成り立たない。
 内装業は思想や信仰に関係の無い業種です。その従業員に特定の信仰を事実上強制することは、憲法19条(思想良心の自由)、20条(信教の自由)に反する。また労基法3条は、労働者の信条を理由に賃金などについて差別的な取り扱いをすることを禁じており、これにも違反している。

[画像]:同社が新入社員教育などにつかったテキストの一部

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創価学会にのめり込んだ結果、社会の基本的なルールを逸脱してしまった現証か。

●従来の経済回路からの逸脱
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 フランスの場合は、10項目を指標に「セクト(有害なカルト)」の判別をしている。「従来の経済回路からの逸脱」というのは、そのうちの1つである。例えば脱税であったり、詐欺(さぎ)であったり、経済に関する社会的ルールから外(はず)れた行為を行なうことが、これに該当する(<■仏で「セクト」と見られた創価学会>参照)。
 非学会員を給与で差別したり、「人間主義経済革命5大要素」「妙法の山分け」などという特異な世界観を従業員に講義していた大洋開発は、これ自体が1つのカルトのようでもある。



■杜撰な安全管理で度々衝突事故(仮題)
―『聖教』の消極的報道には裏事情があった!?―
(『慧妙』H19.3.16)

 3月2日、国土交通省九州運輸局は、鹿児島県・奄美大島に本社を置くマルエーフェリー(株)に対し、常時複数の者が航海当直に就(つ)くこと、船員に対し安全管理規定の徹底を図(はか)ること、経営トップから現場まで一体となった安全管理体制を作ることなどを求めた安全確保命令を出した。
 これは、2月9日、同社のフェリー「たかちほ」が九州・都井崎の沖合で、マグロはえ縄漁船に衝突して沈没させ、そのまま現場から走り去ってしまった、という事故を起こしたことに対してのもの。
 この事故については、漁船の遭難(そうなん)報道から、乗組員が救出される模様、さらに、当て逃げした相手側を捜す中で「たかちほ」に漁船と衝突したらしい痕跡があること、漁船に付着していた塗料が「たかちほ」のものと一致したこと、マルエーフェリー(株)と「たかちほ」に対し、国交省九州運輸局や海上保安庁が、調査・家宅捜索を行なったこと等について、新聞・テレビ等が、こぞって大きく報じた。ところが、漁船に衝突した相手として「たかちほ」「マルエーフェリー」の名が浮上した途端、報道姿勢がガラリと消極的に変わった新聞がある。それは『聖教新聞』である。
 『聖教新聞』はなぜ、「たかちほ」や「マルエーフェリー」について報じたがらなかったのか、それは、マルエーフェリーの会長が、『潮』誌上で池田大作への思いを語る程のバリバリの学会員(もしくは学会の超シンパ)であることと、関係はないのか―。
 ちなみに『潮』(平成18年10月号)の「平和と文化の大城 池田大作の軌跡」なる企画記事に、次のような件(くだり)がある。
 「鹿児島市のマルエーフェリー(元・大島運輸)本部・会長室に入ると、デスクの背に飾られた揮毫(きごう)が目に飛び込んできた。
 「安穏」
 文字は太く、どっしりと座っている。それでいながら筆の勢いは力感に満ち、動的にも見える。
 「池田先生に書いていただきました。うちの宝です」
 会長の■■■(※原文では実名)。1963年6月21日、池田会長が初めて奄美大島に船で渡った時に同行した。
 「エジプトから取り寄せた特別な紙と伺(うかが)いました。パピルスの復元でしょうか。学会本部で贈呈式がありましてね。千年は持ちますよ、と言われました」
 同社が、大型客船で学会員の研修輸送を担(にな)っていた時に、安全・無事故を祈って書かれた揮毫である。
 「池田先生には、とにかく安全運転でお願いします、と常に言われました。私たちも必死でした。
 先生は、全会員の一生、人生を預かっていらっしゃる。トップの辛労、重圧、責任はとても推(お)し量(はか)れません」
 これを読むと、マルエーフェリーの会長が、今も池田大作に深く傾倒していることは疑う余地がない。
 もし、『聖教新聞』のペン先が鈍った理由がそれだとしたら、結局、『聖教新聞』は"同人誌"も同じであり、三大紙並みの発行部数を自ら誇る資格などないことは明白だ。
 ところで、『潮』に掲載されたマルエーフェリーの会長の言葉に、少々ひっかかるものを感じる。
 というのは、船にしろ何にしろ、人や物を運ぶことを生業にしている者が「安全運転」をするのは、誰に言われなくとも当然の責務である。それが、池田大作あたりに言われて痛く感動した、というのは、運輸業界にいる者として「恥」以外の何ものでもないではない―。
 今回の事故を起こしたとき「たかちほ」では、本来は2人いるはずの当直のうちの1人は、持ち場を離れて別の作業をしていたことが明らかになっている。
 もし漁船の側にも何らかの落ち度があったとしても、「たかちほ」の側が本来の当直体制をキチンと守っていたなら、事故が回避できた可能性は高い。
 また、報道によれば、マルエーフェリーの船はこれまでにも何度か、衝突事故を起こしているという。
 今回、国土交通省九州運輸局から「経営トップから現場まで一体となった安全管理体制を作ること」という安全確保命令が出たということは、「マルエーフェリー」の会社全体に、やはり安全運行に対する意識・配慮に欠ける部分があった、といわざるをえない。
 ともあれ、"『聖教新聞』は真実しか報じない"と信じ込んでいる学会員諸氏よ、このように、『聖教新聞』は真実すらマトモには報道しないことのある新聞だ、ということを、よく肝(きも)に銘(めい)ずることだ。



■「"原点"を忘れない人は強い」はずが…
(『慧妙』H19.3.1)

 平成17年12月9日付の『聖教新聞』(地方版)に、「友が語る私の原点」と題する記事が掲載されている。
 同記事は、
 「困難にも打ち勝つ不屈の人には信頼と共感が集まる。池田名誉会長は『"原点"を忘れない人は強い』と語っている。広布の道を力強く歩み続ける友に"わが原点"を語ってもらった」
として、2名の熱心な活動家のコメントを紹介しているのだが、そのうちの1人Aさんが首つり自殺をしていたことが、このほど判明した。
 『聖教新聞』に、「困難にも打ち勝つ不屈の人」「広布の道を力強く歩み続ける友」とまで紹介され、池田会長との"原点"を大切にしていた熱心な幹部のAさんの自殺―、だがAさんは、真の日蓮大聖人の仏法を信仰していたとは言い難(がた)い。何故ならば日蓮大聖人は、
 「仏自害(中略)を禁ずる事」(『釈迦一代五時継図』全集646、御書1660頁)
と仰せられ、仏教者における自殺は仏に背(そむ)くものである、と明かされているからである。
 大聖人は、また
 「謗法と申す罪をば、我もしらず人も失(とが)とも思はず。但仏法をならへば貴しとのみ思ひて候程に、此の人も又此の人にしたがふ弟子檀那等も無間地獄に堕つる事あり」(『妙法比丘尼御返事』全集1408、御書1258頁)
と仰せだが、創価学会が大謗法の団体であることも知らず、ただ大聖人の南無妙法蓮華経を弘めたから尊い、などと思って盲従していくことの恐ろしさを、改めて思い知らされた出来事といえよう。



■池田信者の無残な死
(『慧妙』H19.2.16)

 2月4日、東京都の三宅島で、公明党・三宅村議の浅沼功一郎氏が、石碑の下敷きになり、死亡した。
 この日、三宅島では、太平洋戦争中に三宅島沖で撃沈(げきちん)された日本海軍の輸送船の犠牲者の慰霊碑(いれいひ)を設置する作業が行なわれていた。
 浅沼氏は、その現場で、慰霊碑の台座の上に乗り、縦1.5m、横0.7m、厚さ0.15mの慰霊碑を据(す)え付ける位置を指示していたところ、ショベルカーを操作していた男性が、折からの強風のため作業を中止して地面に戻そうとした慰霊碑に接触して台座から転落。男性はそれに気付かず、浅沼氏の上に慰霊碑を降ろしてしまったらしい。
 浅沼氏は、村議8期目の超ベテランだった。



■"自界叛逆難"に揺れる学会!
―造反会員らが学会首脳を痛烈に批判―
―発端は巨大墓苑事業に拘わる不正疑惑―
―学会本部前での乱闘騒ぎに警察も出動―
(『慧妙』H18.7.1)

 今、創価学会内部で、注目すべき内紛が起きている。創価学会の運営する巨大墓苑(大分)に絡み、創価学会最高幹部の1人が不正を働いていた、として、これを糾弾する動きが、大分の学会員を中心に湧き起こった。そして、事態を収拾しようと除名処分等をもって臨(のぞ)んだ学会本部との間で、対立が深まっている、というのである。
 その、"自界叛逆難(じかいほんぎゃくなん)"ともいえる内紛に肉薄する。


【会員の不正追及の声に手を焼く学会】
―秋谷自ら沈静化を図るも"火に油"―
 創価学会に、"自界叛逆の難"が発生し、秋谷をはじめとする創価学会首脳は、その沈静化に躍起(やっき)になっているようだ。
 すでに、一部週刊誌が報じているので御存知の方もあろうが、本年4月中旬より、大分県の創価学会員らが痛烈な執行部批判を繰り返し、しかもそれが、だんだんとエスカレートしてきているのだ。
 去る4月17日、東京・信濃町の創価学会本部に、大分県在住の学会員7〜8人が車で乗りつけ、「真実の声を聞いて」などと書かれたプラカードを手に、"秋谷会長と面談させよ"と学会職員に迫(せま)った。
 これを拒(こば)んだ学会職員との間で乱闘まがいの騒ぎが始まり、双方合わせ30人ほどが罵声(ばせい)を浴びせ合い、つかみ合いを始めるなど収拾が全くつかなくなって、ついには警察が出動するに至ったのである。
 大分県の学会員が何故、本部を"襲撃"したのか―、じつはその裏には、何ともおぞましい学会の実態が隠されていたのだ。
 4月4日、創価学会は、大分県の総県幹部ら2名を除名処分にした。その理由は、学会員の間に、最高幹部に関するデマや中傷を流した、というもの。
 除名になった2人が何をしたのか、というと、昨年7月20日にオープンした「創価学会九州池田記念墓地公園」の運営に関し、創価学会の最高幹部の1人が、出入り業者などに対して法外なマージンを要求した、という話の真相を探ろうとし、さらには、その最高幹部の女性問題の噂にも踏み込もうとしていたのである。
 学会本部は、その動きが大分創価学会の中で大きな波紋にならないうちに、除名処分にすることで揉み消そうとしたらしい。だが、これが逆に、火に油を注ぐ結果となり、ついに4月17日の本部前における乱闘騒ぎにまで発展したのである。
 その後、騒ぎはさらに拡大した。すなわち"造反組"は、今度は、事件を糾弾し、秋谷栄之助の退陣を迫る署名を呼びかける文書を作成して、全国各地にある創価学会の会館にFAX送信するなどし始めたのだ。
 この騒ぎを収めようとしたのか、会長の秋谷栄之助は5月14日、副会長の谷川、男子部長の佐藤、婦人部長の高柳らを率(ひき)いて自ら大分県に乗り込み、大分総県の「希望総会」なる、聞き慣れない名称の会合を招集。そこで"師と同じ心で戦う真の弟子として、共々に前進を"などと団結を訴えた。
 この会合では新人事も発表され、大分の最高幹部が"新たな常勝の歴史を"と強調するなど「新生・大分」を盛んにアピールしたのだが―それでも騒ぎは収まる気配を見せず、"造反組"は、次々に糾弾文書を作成し、今も全国の会館に送り付けているのである。


【現執行部の進退問題にまで発展?】
―疑惑解明求め徹底抗戦の造反会員―
 本紙も、それらの糾弾文書のうちのいくつかを、さるルートを通して入手することができた。
 糾弾文書のうちの1つは、「『九州池田記念墓地公園』に関する不正を糺(ただ)す会」名で発行された、「九州池田記念墓地公園」に関する情報提供を求める文書。その内容は次のとおり。
------------------------------------------------------------  お願い!!九州の各県にお住まいの方へ 情報の提供を求めています。
 日本最大の宗教団体である「創価学会」では、昨年(平成17年7月)大分県日田市天瀬町湯山1484〜4に敷地30万坪といわれる「九州池田記念墓地公園」なる墓苑をオープンしました。
 ところが、この墓地造成に絡(から)み、当初より様々な不正が噂されていました。週刊新潮(平成18年5月18日号)によれば、「この墓苑が出来る前後から、巨額のワイロや法外なマージンが飛び交っているという噂(うわさ)が学会内で流れていたのです」「墓苑に出入りしている土産物業者から"学会幹部から売上の2割近いマージンを要求されている"とこぼされたことがあります。そうした不正に怒り、実態を調べていたのが、除名された幹部たちでした」など、多くの不正が囁(ささや)かれています。
 そこで、私たちはこの墓地造成に絡むすべての不正を告発すべきだと考え、立ち上がりました。
 九州在住の皆様方で、この巨大墓地に絡む不正の内容を知っている方がおられましたら、情報をいただきたいのです。どんな些細(ささい)なことでもかまいません。なにとぞ御協力をお願いいたします。もちろん、個人の秘密や情報は固く厳守いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
仮称 「九州池田記念墓地公園」に関する不正を糺す会
略称 【KIT】キット
連絡先 電話○○○
    FAX○○○」
------------------------------------------------------------
 不正の徹底糾弾を宣言し、情報提供を求め、連絡先の電話番号まで明記しているところに、造反学会員達の"本気度"を読み取ることができる。
 また、連絡先を同じくして、「永遠の師・池田先生直結の会」名で発行されている糾弾文書もある。
 こちらは、大分で行なわれた会員の除名処分は不当極まるものである、と、現・学会執行部を批判しつつ、学会員に池田大作に直結するよう、呼びかける内容。
 我々の立場から見れば、
 「源濁りぬれば流れ清からず」(御書465頁)
の道理で、創価学会執行部の濁りは所詮、源である池田大作が汚濁しているためである、と判(わか)るが、この不正を憤(いきどお)る造反学会員達には、まだそれが判らないらしく、池田センセーだけは信じたい、との空(むな)しい期待を抱いているようだ。
 ともあれ、この主張は、幹部の不正は不正としてきちっと処断し、創価学会にとって"永遠の指導者"である池田センセーだけは信じていこう、というものだから、九州創価学会の段階ではとうてい処理できず、前述のように、秋谷ら中央幹部が自ら乗り込む事態にまで至ったのであろう。
 しかも、それで騒ぎが収まるどころか、むしろ「火に油」の状態にしてしまったのだから、現執行部の進退問題にまで発展する可能性もあるかもしれない。


【尽きない学会大幹部の不正疑惑】
―衆人環視状態にどう出る学会!?―
 ところで、学会最高幹部の不祥事は、これまでも、たびたび漏(も)れ伝わってきた。
 例えば、平成10年の暮れから平成11年1月にかけて、学会内部から発信されたと思われる『天鼓』なる怪文書がある。これは、当時、M副会長に代わって"売り出し中"の某副会長が、平成7年の秋頃、各地の会館に自動販売機を設置している飲料会社に多額のリベートを受け取るなどの不正行為を働いていたことを"暴露(ばくろ)"。そのためかどうか、某副会長はその後、エリートコースから外れ、まるで"飛ばされた"かのように地方に出向してしまった。
 この某副会長に限らず、学会最高幹部の不祥事は、他にもいろいろな形で漏れ伝わってはくるが、いずれも内々に処理されてしまうのか、一般学会員まで巻き込むような、大きな問題になることはこれまでなかった、といってよい。
 それに対し、今回の大分の"反逆者"達は、現・創価学会執行部に対し真っ向から戦いを挑(いど)んで告発を行ない、しかもそれは、すでにマスコミの知るところとなっている。すなわちこの面でも、創価学会は下手な動きができない状況に置かれてしまっているのである。
 さて、この"自界叛逆難"は、今後どのように展開していくのか―。本紙もまた、しっかりと注目していきたい。

[画像]:乱闘事件を報じた『フライデー』と、秋谷らの最高幹部が乗り込み、大分で行なった「希望総会」について報じた『聖教新聞』=創価学会の"自界叛逆難"は泥沼状態

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■除名騒動で「パトカー出動」の現場も独占撮
―秋谷会長の退陣を求める署名がついに500名を超えた―
(『フライデー』H18.6.2/<創価学会ウォッチ>WS)

5月14日、秋谷栄之助会長(75)は男子部長や婦人部長など、まるで全国幹部会レベルの大物を引き連れて大分入りした。表向きは、大分で行われた総会に出席するため、とされている。しかし背景には、大分在住の元幹部学会員Aさんら2人が受けた除名処分に端を発する、一連の騒動があった。


<コトは4月17日にさかのぼる。>
 学会本部から約150m離れている駐車場内で“事件”が発生した。「真実の声を聞いて」「心ある幹部の方に会わせて」といった趣旨の言葉が踊るプラカードを手に握りしめ、除名処分の撤回を求めて大分から上京してきたAさん一団と、それをなんとか阻止しようとする警備員らとの間で、計30名による“激突”が起きたのだ。
 「学会本部へ向かおうとした一団が警備員に阻止されたため、もみ合いが始まったようです。『通せ』『大分に帰れ』などと罵倒しあっていましたよ」(目撃した人物)
 あまりに激しい争いは、パトカー2台が出動する事態にまで発展。結局、双方とも警察から事情を聞かれ、一団は警察の説得に応じる形で、学会本部に入ることなく引き上げたという。

[画像]:パトカーまで出動した"事件"現場


<なぜ、学会の“聖地”信濃町で、こんな異常とも言える騒動が発生したのか。>
 そして、そもそも騒動を巻き起こしたAさんらは、なぜ除名処分を受けていたのか―。
 Aさんは「何も話すことはない」というのみ。そこで、九州在住の学会員・Bさんに取材すると、こう解説した。
 「昨年7月15日、大分県日田市に九州池田記念墓地がオープンしています。ところがこの公園内にある土産物屋や出入り業者たちが、売り上げの20%に近いマージンを学会の九州幹部に抜かれているという話を、Aさんらは聞きつけたのです。
 それだけではありません。学会内では“ご法度”とされている女性問題を、ある九州の最高幹部が起こしているという話もAさんらは耳にした、というのです」
 こうした“疑惑”を徹底的に調べるよう、Aさんは大分総県長の地位にあった山本恵二副会長に何度も依頼したものの、山本副会長は逃げ回り、十分な調査をしようとしなかったという。
 「それどころか、Aさんらは逆に組織を撹乱したとして、一方的に除名処分を下されたのです」(Bさん)
 本誌は真相を確かめるべく山本副会長を直撃した。すると、「いや、そのへんはまあ、本部に聞いてください」というだけで、なにも答えようとしなかった。代って学会広報室が回答する。
 「2人は、当会幹部に不正や不祥事があるかのような事実無根の発言を繰り返して当会および会員の名誉を毀損し、反省もないことから除名いたしました」
 先述の通り、Aさんらは直訴を試みて上京したものの、あえなく失敗。すると今度は、秋谷会長の退陣を求める署名運動を開始した。全国各地の学会員や一般市民に呼びかけるとわずか1週間で500名ほど集まったといい、こうした動きをけん制するため、危機感を抱いた秋谷会長が自ら大分に乗り込んだ、というわけだ。
 秋谷会長は関係者に、「最後は自分が責任をもって決着をつける」と洩らしているようだ。

[画像]:退陣要求署名


<ジャーナリストの乙骨正生氏が話す。>
 「これまで学会が堅持してきた統治機構にヒビが入ってきた証拠といえ、今後、こうした“造反”が全国に波及する可能性は十分にあります」
 立て続けに起こった2つの事件は、磐石を誇る創価学会崩壊の予兆なのか。




■宗門誹謗の報い!?妻が焼死(仮題)
(『慧妙』H18.2.16)

 去る1月28日の午後6時30分頃、静岡県富士宮市のTさん(89)宅から出火、火は1時間半後に消し止められたものの、木造2階建てのTさん宅は全焼し、焼け跡からTさんの妻・K子さん(81)の遺体が発見された。TさんとK子さんは2人暮らしで、K子さんは足が不自由だった。
 一般者の目から見ると、高齢者を襲(おそ)った不慮(ふりょ)の災難、ということになるであろうが、これを仏法上から見ると、厳しい因果の理(ことわり)に慄然(りつぜん)とさせられる。
 そう、Tさん夫妻は熱心な学会員で、しかもTさんは、今回の学会問題が勃発した当初、『創価新報』に顔写真入りで登場し、さんざんに宗門誹謗(ひぼう)をしていた有名人だったのだ。
 一例を挙(あ)げれば、『創価新報』(平成4年6月17日付)の4面、「もう御免!天魔・日顕(上人)に続々と絶縁状」と題した記事。Tさんは、元・塔中坊の法華講員として紙面に登場、"法華講は謗法だらけだ。""宗門は閉鎖体質だ"といった誹謗に加え、ある塔中坊住職の死去についても、さんざんに誹謗していたのである。
 しかして、それから14年目(!)、Tさん宅は全焼し、妻が無惨な最期を遂(と)げてしまった(本紙には、K子さんの遺体発見時の状況等についても詳細な情報が寄せられているが、あまりに無惨なため、具体的な記述は控える)。
 宗門誹謗に血道を上げる学会員諸氏よ、この厳然たる現証と真摯(しんし)に向き合い、己の行く末を真剣に案ずるべきである。




■熱心な学会員夫婦が事故(仮題)
―目覚めよ学会員―
(『慧妙』H17.5.1)

 4月17日午後1時35分ころ、福島県いわき市内の磐越東線の踏切で、いわき発郡山行きの普通列車と乗用車が衝突する事故が起き、乗用車を運転していたOさん(55)が死亡、助手席に乗っていたOさんの妻も意識不明の重体となった。
 Oさん夫妻は熱心な学会員で、事故のわずか2日前にも、折伏のために訪ねていった法華講員に対し、「池田先生と学会は正しい。悪いのは宗門だ!」と言い張り、日顕上人や僧侶の悪口をさかんに言っていたという。
 まさに果報と呼ぶしかない悲惨な事故だが、亡くなったOさんの冥福(めいふく)を祈るとともに、Oさんの妻の1日も早い回復に加え、この事故を契機に、1人でも多くの学会員が、謗法の怖さに気付き、正信に立ち返ることを願ってやまない。




■猊下誹謗の直後の現証
(『慧妙』H17.3.16)

 脱講運動に熱心な学会婦人部活動家を待ち受けていたのは、無惨(むざん)な死であった。
 去る2月8日、土浦市に住む学会員Sさん(79)は、自転車で道路を横断中、車にはねられて死亡した。
 新聞報道によるとSさんは、8日の夕刻、自宅近くの県道を自転車で横断しようとしたところを、右から来た乗用車に反対車線まではね飛ばされ、さらに左から来た乗用車にもはねられて、約1時間50分後に死亡したのである。
 Sさんはこの日、法華講員宅を訪ねて日顕上人をさんざんに謗(そし)って、その家を出た直後に、この悲惨な事故に遭(あ)ったという。
 車2台にはね飛ばされ、約2時間も苦しんだ末に迎えた死―。まさに「それほどにうらやましくもなき死去」(『教行証御書』全集1280頁)が、日顕上人を謗った老婦人を待ち受けていたという事実を、学会員はよく肝(きも)に銘(めい)じるべきであろう。
 また、かかる現証の顕(あら)われない人の方が、罪業は重い、ということも弁(わきま)えておいた方がよかろう。




■脱落僧・立原貞道の衝突死
(『慧妙』H16.11.1)

 脱落僧・立原貞道(82)が、自ら運転する軽自動車で電柱に激突、腹などを強く打って死亡した。
 事故が起きたのは10月11日の夕刻。事故現場の佐賀県佐賀郡富士町内の国道323号線は、片側一車線、道幅は約6メートルで、見通しのよい直線道路。現場にスリップ痕(こん)などはなかったという。
 立原は、平成4年4月30日に日蓮正宗から脱落し、池田創価学会の走狗(そうく)となった。
 その後、自らが住職を勤めていた佐賀県・大恩寺を創価学会に明け渡し、創価学会はこれを多久婦人会館として使用するなどしていた。
 もっとも、立原にはそれ以外に創価学会に貢献する手だてはなかったようで、『創価新報』等に掲載された、脱落僧による紙上座談会にも、顔を出したことすらない。
 そんな、鳴かず飛ばずの立原だったが、過去に1度、新聞を、それも一般紙の社会面を賑(にぎ)わしたことがある。
 それは平成13年12月のこと。やはり自ら軽自動車を運転して人身事故を起こし、小学1年生(6歳)の男の子を死亡させてしまったのである。
 平成13年12月19日付の『佐賀新聞』は、「小1はねられ意識不明の重体」との見出しのもと、買い物帰りの小学生が、信号機のある交差点で立原の運転する軽自動車にはねられ、頭などを強く打って意識不明の重体だと報じたが、被害者の小学生は、その1週間後に死亡してしまったのである。
 それから3年後、今度は自分自身の命を落としてしまった立原―、自ら積んだ業とはいえ、何とも哀れな話である。




■"福運"尽きて
(『慧妙』H16.9.1)

 8月14日、長野県で、親子3人が焼死する痛ましい事件が発生した。
 外部から侵入した形跡はなく、火災現場からガソリンの入った容器が複数発見されており、ダイニングにはガソリンが撤(ま)かれたような跡があるところから、警察では無理心中したものとみている。
 何とも痛ましい事件であるが、じつは、この一家は学会員で、妻は学会の地元幹部であった。それが、まだ2才の子供まで道連れにして無理心中とは―、福運が完全に尽きたのだろう。




■仮病で欠勤、スキー大会出場繰り返す(仮題)
―神戸市職員2名、停職6ヵ月と停職1ヵ月―
―公僕学会員の動向を監視せよ―
(『慧妙』H16.8.1)

 去る6月30日、兵庫県神戸市は、腰痛などを理由に病気欠勤しながら、その実、長野県内などのスキー大会出場を繰り返していた50代と30代の技術職員2名を、それぞれ停職6ヵ月と同1ヵ月の懲戒処分にした。
 この2人は、平成14年11月から今年3月にかけ、腰や手足に痛みがあるとする診断書を提出し、それぞれ22日、7日を病気欠勤したが、実際には、スキー大会出場や練習にあてていた。
 "事件"が発覚したのは、神戸市に「職員が仕事をさぼってスキーをしている」などの情報が寄せられたことから、同市が調査に乗り出し、ホームページやスキー雑誌で大会成績を検索したところ、「神戸市役所スキー部」として2人の名前が掲載されていた。50代の職員は優勝し、雑誌に顔写真入りで紹介されていたという。
 2人は「体の痛みで、丸1日の作業は無理だったが、スキーなら差し支えなかった」と弁解したというが、本当のところは"スキーのしすぎで腰や手足が痛かった"のではないか―。
 ともあれ、行財政改革が急務とされている現在、このような怠慢(たいまん)職員は、停職処分などではなく、即刻懲戒解雇とすべきであろう。
 ところで、この怠慢公務員のうちの1人が、ハンドルネーム「沖浦」を名乗る学会員だという情報がインターネット上を飛び回っている。
 本紙にも、この事件を期に脱会を勧めた法華講員に対し「沖浦」某が
 「私はどのような事があろうと、創価学会を離れません。人生は臨終が勝負です。浮きしずみは誰にでもあるでしょう。3年先の私をご覧下さいませ。(中略)報道とは違い、私はすでに神戸市役所を退職しております」
と書いてきた、という情報が寄せられている。
 処分された職員と「沖浦」某が同一人物かどうかはともかく、このメールの主は、この自業自得の"事件"を真摯に反省するどころか、"事件"はむしろ、身に降りかかってきた"難"である、と捉えているようだ。
 このような感覚を持つ学会員公務員がどんどん増殖していったら、日本の行政はどうなってしまうのか―待ち受けるのは闇黒の未来に違いない。

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■腰痛で欠勤…でもスキー大会は優勝
―神戸市 2職員、停職―
―雑誌に載り公に―
―「仕事は無理だが、スキーならできた」―
(『毎日新聞』040718東京朝刊)

 病欠として仕事を休んでスキー大会出場を繰り返していたとして、神戸市が市環境局の50代と30代の男性職員2人を懲戒処分(停職)にしていたことが17日、分かった。スキー大会のホームページ(HP)や専門雑誌に2人の成績が紹介されていたため発覚。30代の職員は「仕事はできなかったが、スキーならできた」、50代の職員は「問題ないと思った」と話しているという。
 同市によると、02年11月〜04年3月に50代の職員は計22日、30代の職員は計7日、腰などの痛みを理由に診断書を提出して欠勤。兵庫、長野、新潟各県のスキー大会に出場していたという。
 2人は市役所スキー部員。「さぼってスキーをしている」という情報があり、市が調べたところ、病欠の日にあった大会で50代の職員がシニア部門で優勝するなど2人が好成績を収め、大会HPやスキー雑誌などに名前や写真が掲載されていたことが分かった。
 処分は6月30日付で、50代の職員が停職6カ月、30代の職員が停職1カ月。




■熱心な学会婦人部に無惨な果報
(『慧妙』H16.8.1)

 去る6月22日の日中、千葉県館山市で、足の不自由な老女(85)が、海岸沿いに停めた車の中に1時間も放置され、熱中症で死亡する、という痛ましい事件が発生した。
 これは、佳所不定・無職の息子(55)が、母親である老女を車内に残したまま釣りに興じている間に、老女が熱中症で死亡してしまった、という事件なのだが、じつはこの老女、熱心な学会員だったのである。
 息子である容疑者は「1時間ぐらいで死ぬとは思わなかった」などと供述しているという。が、そもそも、自分では立つことさえできぬ年老いた母親を、車内に1時間も放置して平気でいられる、ということ自体が非常識である。
 創価学会の狂った信仰にのめり込んできたことによる果報なのか、我が子をまともな神経を持った人間に育てられなかった、その果報が老女の身に降りかかってきたのか、じつに悲惨な事件であった。

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■過失致死
―足不自由な85歳、車内で熱中症死―
―息子を逮捕/千葉・館山―
(『毎日新聞』040622東京朝刊)

 千葉県警館山署は21日、日中に足の不自由な母親を乗用車内に残し熱中症で死なせたとして、住所不定、無職、吉田登容疑者(55)を過失致死の疑いで逮捕した。容疑を認めているという。
 調べでは、吉田容疑者は20日午後2時半ごろ、館山市沼字仲浜の海岸沿いにとめた車の中に、母親の春枝さん(85)を残したまま近くの海で釣りをし、死亡させた疑い。
 春枝さんは自分で立つことができなかった。吉田容疑者は「1時間ぐらいで死ぬとは思わなかった」などと供述しているという。




■学会幹部らを待ち受ける末路
―宗門撲滅祈る「鬼の題目」の現証!?―
(『慧妙』H16.6.16抜粋)

 "鬼になれ"とまで言い切り、"日顕宗撲滅の闘いにこそ功徳がある"と会員を焚き付ける創価学会。その影響をもろに受けた「見出し人間」(※新聞の見出しを見ただけなのに、記事のすべてを理解したように勘違いしてしまう人間)たる一般学会員は、幹部や脱落僧のアジテーションに乗せられ、言われるまま、思いつくままに宗門攻撃を実行する―。
(中略)このように低次元な、脱落僧や学会幹部のアジテーションを真に受け、日蓮正宗攻撃に余念のない「"見出し"学会員」末路は、じつに厳しい。
 本紙にも、学会員の身の上に起きた、さまざまな仏罰現証の実例が報告されてくるが、長野県のA氏(副圏長)の例など、その典型であろう。
 建設業を営んでいたA氏はバリバリの学会員で、もちろん、家族もバリバリの活動家。青年部時代から、男子部長・青年部長などの要職を歴任、200人以上収容できる自宅を拠点に提供するなどしていた。
 そのA氏、脱落僧が説くように、宗門打倒の鬼の題目に功徳があるなら、全てが順風満帆にいくはずのところ、多額の借金を抱えて事業に行き詰まり、5月4日に自殺してしまったのである。(ちなみに、『聖教新聞』の配達員をしているA氏の夫人は、夫が自殺したと聞いても、新聞を配達し終えるまで家に帰らなかった、との話も聞こえてくる。これが事実なら、創価学会のことだ、"夫の死を聞いても、先生のお手紙を待つ人のために、と配達を続けたAさんは、配達員の鏡"と、都合のよい口コミの宣伝に利用するに違いない)。
 「"見出し"学会員」の常で、脱落僧や学会幹部のアジテーションを鵜呑みにして、功徳話を信じ、闇雲に宗門攻撃をした結果がA氏の自殺だとすれば、脱落僧や学会幹部の責任は重大である。
 学会員諸氏よ、「"見出し"学会員」はそろそろ卒業して、『創価学会員への折伏教本』を手に取り、創価学会の実像と正面から向き合ってみてはどうか。A氏のような、悲しい結末を迎える前に―。




■あまりに歴然!!謗法の果報
―正法誹謗の中心者達に恐るべき現証―
―この差!宗門役僧方は揃って御壮健―
(『慧妙』H16.4.16編集)

国中の諸人我が末弟等を軽んずること勿(なか)れ。(中略)蔑如(べつじょ)すること勿れ蔑如すること勿れ。妙楽の云はく「若し悩乱(のうらん)する者は頭七分に破れ供養すること有らん者は福十号に過ぐ」と。優陀延王(うだえんおう)は賓豆盧尊者(びんずるそんじゃ)を蔑如して七年の内に身を喪失 (そうしつ)し、相州は日蓮を流罪して百日の内に兵乱に遇(あ)へり。経に云はく「若し復(また)是の経典を受持する者を見て其の過悪(かあ<)を出(い)ださん。若しは実にもあれ不実にもあれ此の人は現世に白癩(びゃくらい)の病を得ん。乃至諸悪重病あるべし」と。又云はく「当に世々に眼なかるべし」等云云。明心(みょうしん)と円智(えんち)とは現に白癩を得、道阿弥(どうあみ)は無眼の者と成りぬ、国中の疫病(や<びょう)は頭破七分なり。罰を以て徳を推(おも)ふに我が門人等は福過(ふくか)十号疑ひ無き者なり。(『四信五品抄』御書1115、全集342頁)

これは御本仏日蓮大聖人の御金言である。人情として、あまりに厳しい仏罰の現証を述べることには、抵抗を覚える向きもあるかも知れないが、しかし、信謗の賞罰が歴然たることを明らかにしなければ、頑迷な謗法者を救うことができない。その趣旨において、あえて、ここに恐るべき現証の数々を挙げる。


<ヒロエ・クロウの死>
―シアトル報道の張本人―
 創価学会が、日蓮正宗と御法主日顕上人を誹謗攻撃するために、最大限に利用したのが、いわゆる「シアトル事件」報道であった。
 これは、シアトル在住の学会婦人部幹部ヒロエ・クロウが、平成4年6月、『創価新報』等に証言(?)したことからスタートしたもので、学会側の報道も、全てヒロエ・クロウの証言を依りどころとしたものであった。
 これに対し、日蓮正宗側は、平成5年12月、創価学会などを提訴。その裁判の過程において、ヒロエ・クロウは、平成7年10月から同8年2月までの間、東京地裁の法廷に立った。
 その時のクロウは元気そのもので、宗門側弁護士と打々発止(ちょうちょうはっし)のやりとりをしていたが、いまだ証言の終了していない同年3月24日(現地時間3月23日)、64歳という、まだまだこれからの年齢で急死してしまった。
 死因は肺ガンで、事件発生から3年目の年の死であった。

[画像]:ヒロエ・クロウ


<脱落僧・岡崎雄直の死>
―合葬納骨事件の端緒―
 シアトル・偽造写真に次いで、学会が正宗誹謗に利用してきたのが、いわゆる「大石寺合葬納骨事件」である。
 この事件も4年近く裁判で争ってきたが、平成15年12月19日、最高裁は、日蓮正宗側の上告を棄却(ききゃく)する不当判決を下した(本紙1月16日号参照)。
 そもそも、事の次第をいうならば、昭和52年の初夏、大石寺では、御先師日達上人の御指示のもと、合葬依頼のあった遺骨の埋納を行った。それは、日達上人御自ら読経・唱題をなさり如法に行われたのだが、埋納場所が大納骨堂脇の境内地であったことに目を付け、平成12年3月、遺骨を預けた学会員らが"大石寺に預けた遺骨を粗末に扱われたうえ、境内地の一角に不法投棄された"などと主張し、訴訟を起こしたのであった。
 この訴訟に先立つ平成5年から6年にかけて、創価学会は"米袋に詰められた合葬骨"なる写真を『創価新報』等に掲載し、"遺骨が粗末に扱われている""不法投棄だ"などと大騒ぎを開始。
 以来、この写真は事件のトレードマークのように、センセーショナルな見出しを付け、幾度も使い回されたのである(しかし、よく考えてみれば、米袋は、我々の命をつなぐ糧(かて)を入れる袋であって、不浄な使われ方をしていたわけではないのだから、これを埋納に使ったからといって、遺骨が粗末に扱われたわけでも何でもない)。
 それから3年後の平成9年3月4日、37歳という若さで死んだ脱落僧がいる。
 その名は岡崎雄直。何を隠そう、この岡崎こそ、"不法投棄"騒ぎの元凶ともいえる"米袋に詰められた合葬骨の写真"なるものを、創価学会に提供して報道させた張本人であった。
 ちなみに岡崎の死因は心不全だという。

[画像]:岡崎雄直


<多田時子>
池田大作との関係が噂された、元衆議院議員で総合婦人部長などを歴任した多田時子も、膵臓(すいぞう)ガンのために平成12年12月2日、悶絶の死相で亡くなった。

[画像]:多田時子


<副会長・西口浩>
 創価学会の広報室長として、激しく敵対者を罵(ののし)り攻撃してきた副会長の西口浩も、
 「無垢(むく)論師・大慢婆羅門(だいまんばらもん)・熈連禅師(きれんぜんじ)・嵩霊法師(すうりょうほっし)等は正法を謗じて、現身に大阿鼻地獄に堕ち、舌口中に爛(ただ)れたり。これは現証なり」(『顕謗法抄』御書286、全集455頁)
との御金言どおり、舌ガンになり、最期は下顎(あご)まで切除して、平成13年5月21日、53歳の若さで死亡。

[画像]:西口浩


<脱落僧・大橋正淳>
―「C作戦」「相承疑惑」―
「C作戦」だの、「相承疑惑」だのと、学会の日顕上人誹謗に信憑(しんぴょう)性を持たせるのに最大限貢献した、脱落僧の中心的存在だった大橋正淳も、平成15年3月2日、肺梗塞のため65歳で死亡している。

[画像]:大橋正淳


<参院議員・沢たまきの死>
―墓地訴訟の広告塔演じた―
 平成5年6月3日、沢たまき等は、大石寺墓地のごく一部に、たまたま許可漏(も)れのまま造成された部分があったことを奇貨として、損害賠償を求めて訴えを起こした。
 この訴訟は、学会が各地の正宗寺院を相手取って起こしていた、都合81件に及ぶ墓埋法関連の告訴・告発の中でも象徴的事件として、学会側の悪宣伝に全面的に利用された。
 だが、この許可漏れは、大石寺が再申請したことによって何のペナルティーもなく許可が下りたことから判るように、未許可のまま墓地となっていた時期があったとしても、こと使用者に関しては何の問題も生じない程度の瑕疵(かし)であった。
 それを沢らは、あたかも大問題であるかに騒ぎ立て、大石寺を提訴し、攻撃したのである(この裁判は、平成13年10月16日、最高裁が沢らの上告を棄却し、大石寺側完全勝訴で決着)。
 その論功行賞でもあるまいが、沢は平成8年10月に行なわれた衆院選に立候補(この時は落選。その後、平成10年に行なわれた参院選に立候補して当選)。
 それから7年目の平成15年8月9日、沢は、参院議員宿舎で入浴中に急死したのである。享年66歳。死因は虚血性心不全と発表された。

[画像]:沢たまき


<椎名法昭・野崎勲の死>
―偽造写真事件を惹起―
 シアトル事件報道と並んで、学会が正宗攻撃の最大の弾丸としたのが、偽造写真を使っての日顕上人誹謗であった。
 本紙前号でも述べたように、この「偽造写真事件」の発端を作ったのは、脱落僧・椎名法昭である。
 すなわち、椎名法昭は、自らの撮影した宴席写真を利用し、学会と共謀して偽造写真を作成、これを使って日顕上人を誹謗中傷したのである。
 また、このどす黒い謀略の指揮を執(と)った最高責任者が野崎勲であった。
 これだけの悪業を行なった椎名や野崎が、ただで済むはずがない。
 まず、東京高裁が偽造写真事件に不当判決を下して(本紙平成13年1月16日号参照)から3年後の平成15年12月、椎名が急死した。
 死因は肺ガン。まだ51歳という若さでの死であった。
 続いて、最高裁が、東京高裁の不当判決を支持する決定を下し、学会側が狂喜している最中の本年3月、今度は野崎が61歳の若さで急死したのである。この相次ぐ急死は、とても尋常ではない。
 創価学会の副会長であり、「特別企画室」室長として、日蓮正宗攻撃の最高責任者を務めてきた野崎勲の急死は、学会員に大きな波紋を広げているようだ。
 その表われか、本紙前号の報道に対し、慌(あわ)てて反論らしきFAX文書も送付されてきた。言わく"野崎副会長の葬儀は家族葬ではない。自分も数百人の人々と共に参列した"と―。
 しかしながら、すでに『聖教新聞』紙上で「家族葬」であったことを報道してしまった後に、こんな文書を送り付けても、文字どおり後の祭りというもの。
 また、FAX送信者は、"見たことしか信じない、というのが物書きの鉄則であるべきだ"とも主張するが、見てもいないことを「たしかに見た」と断言する学会員が多くいるのも事実であるし、まして『聖教』報道にすら反する証言ときては、まったくお話にならない。
 いずれにせよ、学会員諸氏が正面から見つめるべきは、「偽造写真裁判」において不当判決が確定した(本紙3月16日号既報)わずか19日後に、「事件」を仕組んだ最高責任者の野崎勲が急死した、という事実である(これを仏罰の現証と感じたからこそ、件のFAX文書を送ってきた学会員も、『聖教』報道に反してまで、必死に反論を試みたのだろう)。

[画像]:椎名法昭・野崎勲


 このように、創価学会が日蓮正宗と御法主日顕上人を誹謗攻撃するために喧伝した主な事件で、その中心的役割を果たした幹部や脱落僧が、次々と早死にしているのである。
 これらの、動かしようのない厳しい現実は、まさに、
 「優陀延王(うだえんおう)は賓豆盧尊者(びんずるそんじゃ)を蔑如(べつじょ)して七年の内に身を喪失(そうしつ)し、相州は日蓮を流罪して百日の内に兵乱に遇(あ)へり」
との御金言の真実性を、今日、創価学会が「我が身」で実証したもの、といえよう。
 ここまで現証が現われている以上、幸うじて生き残っている池田側近や、極悪謗法を犯している大幹部共の足下にも、無間地獄まで
続く奈落が、すでに大きく口を開けている、と知るべきだろう。
 また、首魁(しゅかい)の池田大作については、
 「詮ずるところ、上品(じょうぼん)の一闡提人(いっせんだいにん)になりぬれば、順次生に必ず無間獄に堕つべきゆへに現罰なし」(『開目抄』御書571、全集231頁)
との御金言どおり、最後に恐るべき堕地獄の相が現われることは必定である。

 なお、これに対し宗門側は、御年81歳という御高齢にも拘(かか)わらず、先頭に立たれて広宣流布の指揮を執られる御法主日顕上人猊下をはじめ、総監・庶務部長・教学部長・海外部長などの各御尊能化方、宗務院・内事部の役僧方は、皆そろって御壮健であり、破邪顕正の年である本年をスタートしている。それはまさに、
 「罰を以て徳を推(おも)ふに我が門人等は福過(ふくか)十号疑ひ無き者なり」
との御金言そのままの現証といえよう。
 学会員諸氏よ、その心にわずかでも信心を残すなら、この厳然たる現証を謙虚に受け止め、一刻も早く日蓮正宗に帰伏すべきである。


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