御義口伝

伝承

1、天文八年(聖滅254年)
八品派日経 写本 大阪・妙徳寺にかつて蔵 今、所在不明

奥書
「于時(とき)に天文八年已亥五月十四日之を書写し訖(おわ)んぬ。
中村河内に於いて仏法興隆、弘通増進の為に之を写す。不審極り無き事之れ多し、但本に任せて之を置くのみ。堅固に之を秘すべき処なり。努努聊爾(りょうじ)すべからず。後覧の学侶八品所顕妙法蓮華経、御廻向之を憑(たの)むべき者なり。本化沙門日経花押 日経より相伝す 持主日語在判」

2、元亀二年(聖滅290年)の写本

上巻 大石寺 下巻 京都・要法寺 (下巻 元亀二年辛未二月二十八日)

以後あるが略す