顕正会・教学部委員が、ある所で法華講との法論に臨んで来た折り、以下の邪難を構えて来たそうである。

ここで簡単に粉砕しておこう。

顕正会教学部某がなんと!以下の過去の大白法の記事を根拠に「日達上人の悪臨終」を邪難してきたとのこと。
実にもって”顕正会のお里は知れた”と云うべき愚かさである。

ますは当該記事

大白法 平成5年8月1日号
※ ↑元創価学会員 その後、創価の教義違背に気付き、正信会に所属していたが、更にその矛盾に気がつき 日蓮正宗へ帰伏された 大崎氏が日蓮正宗へ投稿されたの手記


顕正会教学部委員・某 は、ここの以下の青字太文字部分を挙げて、「日達上人は悪臨終であった!」と主張したそうである。

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=「日達上人は地獄行き」発言に観る自己矛盾=

 ある日、佐々木秀明氏が、これはオフレコと念を押し次の事を明言しておりました。
道義上、ずっとロをつくんでまいりましたが、もう時効だと思いますので報告します。
云く
「日達上人は地獄行きだな。こうなったのも日達上人がいけないんだ。そりゃそうでしょう。創価学会を切るような意志をちらちらと見せておいて、結局切れなかったんです。最後まで優柔不断な態度であんな死に方をして、もう真っ黒になって、あんなのは地獄行きですよ。間違いない」(昭和五十八年六月)。

 表向きは御先師日達上人を錦の御旗としている筈の正信会が、しかも当時正信会の要職にあった佐々木氏の発言が是くの如くでありました。
正直を根本とする日蓮正宗の信仰。
その上で法論を申し立てるのであれば、建前と本音”の立て分けは要りません。
しかし、残念な事に正信会では、日達上人を錦の御旗と立てる建前″と、日達上人は地獄行きであるとの本音”が見事なまでに食い違い、それが今日の行動矛盾に表れているのです。
実際は、自由な身分を得るために日達上人を利用したに過ぎず、騙されたのは正信会信徒であります。

 そして佐々木氏は、
「(宗門からの擯斥を受けた事を指して)私は一発殴られたら百発くらいやり返す」、
「阿部日顕という馬鹿が。あんなのが生きてるんですよ。あんなのは殺さないといけません。最後はかなり陰険なやり方になると思いますが、必ず決着を付けます」
〈昭和五十七年のテープより抜粋)。

 これらの発言は、世間的な模範ともならなければならない宗教者としての慈愛よりも、御説法を聞いている者にそうか。悪いのはあの阿部日顕か。じゃ、殺さないと駄目なんだな″等の憎しみの念を想起させるものでありました。
 
 これらは宗教以前の人格、品行、そして倫理の問題でもあり、とても御先師日達上人、そして御当代上人猊下を語るに相応しい行躰とはいえません。

  先便でも申し上げましたが、その下劣さは信徒にも向けられて行ったのであります。
住職の暴力的発言に疑問を抱き、たまらず離壇した旧来(正信会以前)からの法華講の方々を名指しで(テープの中には、安藤某氏、その他の離壇者の実名を挙げています)
「ボロボロと落ちて行けばいい」
と追い打ちをかけ、やがては
「止めたきゃどんどん止めて行けばいい」、
「地獄に堕ちればいい」等々。


かつての連合赤軍さながらの粛清に至ったのであります。

 決して嘘を申し上げているのではなく、こうした有り難い″話の数々は数十本ものテープの中に如実に記録されております。
正信会を離れる時にこれらを棄てようと考えましたが、今、○○様に便り申し上げる段に至り、資料として保管しておいて良かったと重ねて思う次第です。

 これらの指導″のパターンは、あの池田大作によく似ている。
先ず金、女大好き”。
第二に、目を外部の”敵”に向けさせる。
第三に、去る者への仕打ち。
第四に、嘘八百の羅列″等々、

挙げればきりがありません。
極言すれば、この二人は異母兄弟ではないかとすら思ったのは、私一人ではありません。

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@ ↑当該箇所全文を読んでいただければ賢明な読者諸賢には、もはや説明の必要すらなく、筆者大崎氏における、佐々木秀明(正信会僧侶(※当該時期))氏の文言の引用は、明らかに、佐々木秀明氏の言動がいかに信用に値しないか。ということの証明のためであることは明瞭であろう。

つまり、大崎氏は、佐々木秀明氏が、かくもこのように虚偽を平然と語る、という例証として、冒頭のエピソードを挙げたのであることは、以後の文意を読めば自ずと明らかである。

ところが、これが顕正会の手にかかると、「自分たちを正当化できるものならば形振り構わず何でも使え!」との本部の指令(※仮定)からか、それに盲目的に従い、
いや、あるいは、
本部からの断片的な資料だけ渡され、「とにかくこれで突破できる!」との”激励”を鵜呑みにして現場に臨んでか(※仮定)
上掲の全くの筋違いの引文をして、こうしてその真偽が暴かれ、現場の教学部委員はとんでもない赤っ恥をかくはめになるのである。

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A 次に 仮に、この佐々木の発言を信じると言うのならば、では以下の発言も受領するということか?

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妙観講 HP  異流儀 正信会を破折しよう  から抜粋

http://myokan-ko.net/lib/lib.soshinkai-12.html


「日達上人は日顕上人を選定されていた」 元首脳が日達上人より伺った御意志  

このような状況の中で、過日法華講員有志が正信会新旧幹部を訪ねた際、かつて正信会の正・副議長を務めた、渡辺広済・佐々木秀明の両氏から、次のような爆弾発言が飛び出した!

● 「日達上人が、次はあの人(日顕上人)に譲(ゆず)ろうと思っていたことは間違いない。」

● 「私も佐々木(秀明)も、日達上人から『次は阿部(日顕上人)でいこうと思っているんだ』ということを聞いている。(日達上人が日顕上人を六十七世として選定されていたことは)間違いない。」

(中略)

● 「(日達上人から日顕上人への相承があったと認めたことを)他で話してもらっても構(かま)わない。」 (佐々木秀明元副議長)

引用以上

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↑ もし佐々木の証言を採用し信用するのであれば、「顕正会では、日達上人から日顕上人への御相承は認める」ということになる。
それは今の顕正会の主張(=御相承を認めない) と相反することになる。

では、後掲の佐々木発言を否定し、日達上人から日顕上人への御相承を認めないのならば、前掲の佐々木発言、日達上人の御臨終の件についても同様に否定しなければ整合性が取れない。
つまり、日達上人の御臨終に対しての表現は虚偽 ということになる。

さ、このまさに 矛盾 を解いてもらおうか?教学部委員殿?  
それとも浅井昭衛自身が最高責任者として、明解な回答をしていただければより有難い。

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B まだある。突っ込みどころ満載である。



この顕正新聞に以下のごとく浅井会長がのたまっている。

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始めて聞く 細井日達の臨終の相

その中で、さきほど男子部の内藤正信組長から、細井日達の臨終の相について発表がありましたが、私も始めてこれを聞き、驚きました。
私が、細井日達の臨終について知っていたことは――
総本山近くのフジヤマ病院に入院していたが、退院の前日に激甚の発作を発して倒れ、医師が二人で心臓マッサージを交替で二時間ほど施したが蘇生せず、
その中に、学会の顧問弁護士でありながら学会を裏切って宗門側に付いた山崎正友が、急遽、聖路加病院の日野原院長を呼んで来て診させたが、すでに事切れており、午前五時五分に「死亡確認」となった――ということしか、私は知らなかった。

臨終の相については、宗門側近の誰もが隠して何も言わないので、今日までわからなかった。それを、きょう始めて聞いたのです。
「ドス黒かった 恐ろしかった」
発表した男子部組長のお母さんは、細井日達の縁戚だったことから葬儀に参列したとのことでしたね。そしてお母さんから聞いたその臨終の相は
「今まで見たこともないほどドス黒く、阿鼻獄を恐れ叫んでいるかのような相だった」
「母はひと目見た瞬間、あまりの恐ろしさに、親戚の背中に隠れてしまった」
とのことでしたね。

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↑ ほほ〜〜、いやいや、恐れ入りますね。。。。

上掲の佐々木発言が掲載されたのは 大白法 平成5年8月1日号 である。
上記の浅井発言からすれば、浅井会長は、2018年10月5日まで、上掲の佐々木発言を読んでいなかった。ということになる。
大変な不勉強。無知。ではないか。
彼の書物を読めば自ずと分るが、宗門関係や創価学会・正信会関連の出版物を、それこそ隅から隅まであらを探すように読み込んでいる、そういう御仁がである。
この顕正会にとっては最高の”ありがたい”証言は、知らなかった、と。
顕正会の最高責任者としては、やはりいかにも不勉強で無責任で怠慢・懈怠ということではないか。

では、なぜ、今になって、この大白法 平成5年8月1日号の記事を教学部が利用できるのか?
顕正会の資料として保存されていたからであろう。
その内容を”教学研鑽が果てしなく深い浅井会長”が知らなかったなどということはあるまい。
今の顕正会の主張を利するにこの”証言”は実に貴重であるから、そんな希少価値のある文献を、敵を蹴落とし、自分を正当化するに長けた抜群のセンスを有する浅井昭衛先生が見落とすなどとは到底考えられない。
つまり、この記事内容は知ってはいたが、何らかの事情により引用できなかった。おそらくは正信会僧侶の発言なので採用しにくかった。ということであろう。

となれば、上記の浅井発言、
臨終の相については、宗門側近の誰もが隠して何も言わないので、今日までわからなかった。それを、きょう始めて聞いたのです。
は、大勢の会員に真っ赤な嘘をついている。ということになる。
それは、内藤正信組長の登壇発言を劇的に盛り上げるための浅井昭衛先生、昔からの得意技、はったりをかまし、話を盛って、針小棒大に語り、会員に強く印象付けるための演出であろう。

ま、しかしどちらでもよろしい。

知らなかったならば、不勉強・無責任・怠慢・懈怠 ということであるし、
知っていたのならば、大嘘つきのペテン師 ということなる。 だけのこと。

どちらに転んでも、”浅井先生はお徳が高い” という話にはならない。

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以上検証してきたが、以後、現場で法華講員と激論を交わす予定の教学部委員は、この論題を出すことは、極力、慎まれるがよかろう。
激しい反撃を喰らうこと必定であろう。

老婆心ながら御忠告申し上げておく。