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戒壇とは、王法仏法に冥じ、仏法王法に合して、王臣一同に本門の三秘密の法を持ちて、有徳王(うとくおう)・覚徳比丘(かくとくびく)の其の乃往(むかし)を末法濁悪の未来に移さん時、勅宣(ちょくせん)並びに御教書(みぎょうしょ)を申し下して、霊山浄土(りょうぜんじょうど)に似たらん最勝の地を尋ねて戒壇を建立すべき者か。時を待つべきのみ。事の戒法と申すは是なり。三国並びに一閻浮提の人懺悔(さんげ)滅罪の戒法のみならず、大梵天王(だいぼんてんのう)・帝釈(たいしゃく)等の来下(らいげ)して踏(ふ)み給ふべき戒壇なり。(三大秘法稟承事 弘安五年四月八日 六一歳 1595)
有徳王(うとくおう)・覚徳比丘(かくとくびく) とは誰か
有徳王 → 死身弘法 の有力在家信徒
覚徳比丘 → 正法を護持する僧侶
正法を護持する僧侶を邪法邪師から命がけで護らんと死身弘法で獅子奮迅の活躍をする在家信徒が現れた時こそ
広宣流布達成の必要条件。
僧侶のいない在家教団の顕正会はこの前提を満たしていない、今後も満たすことができない。