● あなたは、もう幕引きを計りたい一心なのでしょうけれど、おなたが私に投げかけた 宿題・あるいは ”残土” ・あるいはある意味、自見・我見の産物である”廃棄物”は、既に一般に公開した以上、私の教義信条として最低限処理しなければなりますまい。

このメール↓も

Sent: Monday, August 13, 2018 10:30 PM

なにやら、長々しく、ある意味、女々しく、自己正当化に勤しんでいるようですが、詳細は後に回すとして、一点言えば、

以下は仮説であるが、もしこの、「未曾顯実」 の訓じ方だけが、漢文における「未曾」のあらゆる常套的な訓じ方である、「未曾=いまだ〜〜していない。」 とは別のあなたが主張するところの特殊の訓じ方であって、「未顯眞実」=「未だ眞実を顯わさず」 との訓じ方と大きく違っていたのらば、仏教史上 大論争となっていたはずである。
何故なら、この一言において、法華経とそれ以前の爾前・権教とが決判され、峻別され、「法華経最第一」の義が顕揚されるからである。
となれば法華経以前の経典を依経としていた宗派はこぞって天台大師の訓じ方を突いて自宗の正当性の根拠としたであろうし、天台宗でもその点に対しての反論をしてきたはずである。
またそれは日蓮大聖人以降の日本の仏教界に於いても同じことが言える。

しかしながら、そのような文献は私の検索した限りは発見できない。

(もし天台以降、中国・韓国・日本の仏教史上でこの訓じ方の点での大論争があったのならば、潔くこの仮説は撤回しよう。)

ということは、この 
「未曾顯実」 は 「未だ曾て実を顯わさず」  と訓じ
「未顯眞実」 は 「未だ眞実を顯わさず」  と訓じ
双方、意義に於いて大差ない、概ね同義であったが故に、仏教史上で大論争になってこなかった、と類推することが妥当であろう。

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▼ Sent: Monday, August 13, 2018 10:30 PM

伏線ではなくて、漢字が苦手と言っているでしょう。
そのために漢文解釈したくないんですよ。
私から漢文なんて出していないですよね??

そういうのは、漢文の得意な人とやって欲しいんですよ。

?帝?經・熱病: 未曾汗者,勿?刺之。
抱朴子・道意: 如此之候,未曾一失也。

上記のように、例はあるんです。あるんですけど、どう訳すかは全文を読むしか無いんですよ。
      「汗」「一」ともにここで動詞になるとは考えにくいです。
       後ろに「者」「也」があるため。
       ただし、検証が必要だ。
これは、どこかに和訳あるんですかね?私は見つけられませんでした。
よって、
>なぜなら、先のメールの通り漢文は「品詞・時制・格」が抜け落ちるため、何通りにも読める可能性があり、事実上検証できないからです。
となるんです。

>「未曾顕実」これは「未だ曾て 『ない』 実を顕す(今までに顕していない実を顕す)」といった意味になり「得」ます。
これも同様で、「実」が「顕」に対する補語の役割になる可能性を排除できない。
と言っているんです。

こんな「無い無い論議(悪魔の証明)」をするよりも、
「未曾顕実の確定的な和訳があれば良い」のです。
でも存在しない(少なくとも私は知らない)から、「漢文解釈をやりたくない」と言っているのです。
伏線じゃないです。このやり方は誰も得しないんですよ。

どこかに確定的な和訳があれば別です。
私は見つけることができませんでした。

別件で指摘しましたが、これでは議論自体が不毛です。
たった「未顕真実」の四文字にここまで時間と文字数を費やす時点で「説得力がない」と思ってしまうんですよね。
私ではなくて、一般的な感覚として。

でも、これを貴方が「いやいや、ここまで尽くすことが説得力なんだ、一般的にそうなんだ」と思われるのであれば、
そもそも「一般的な説得力に関する感覚」が違いすぎる気がします。
その場合、いくらお互いに誠意を尽くしたところで、効果は発揮されないでしょう。
尽きるのは時間ばかりということになります。

別件で送った先の質問に対しても、特に回答ないようです。
議論としてはここで打ち止めさせて頂きます。

これは私から依頼した議論です。
ここまで付き合ってくださったこと、本当に感謝します。
当初の目的である「五時に説得力が無いのではないか?」という疑問については答を得ることができました。
ありがとうございます。

これ以上は、もしかしたら貴方の折伏活動にプラスになる可能性はあります。
ですが、「はい、ここ、大問題発言です」「撤回してください」というような、
相手を攻撃する物言いを続けておられる訳ですね。
これまでの通り、大問題でもなく、撤回すべき事柄もなかった。

私は「法論が目的ではない」「どうすれば説得力をもたせることができるか?」という立場でした。
そもそも現代科学を前提とした立場と、数百年前の立場とでは、前者が有利なのは当たり前なんです。

ですから、別件として「勝負や上下を決するような議論ではない旨」、確認をしましたね。
しかし、その点についてのお返事はありませんでした。
どうやら貴方は好戦的な姿勢でどうしても「どっちが上か」を決めたいようです。
それ自体は貴方のスタイルですから否定はしません。

ただ、貴方が論理的で合理的な議論をされると思ったことは私の誤認識でした。
これは思い込み・先入観以外の何ものでもなく、その点は謝罪します。
申し訳ございませんでした。

きっと、この議論自体が貴方のプラスになっておらず、むしろ不愉快なのでしょう。
それは私にとって不本意です。
かつ、このまま続けることは少なくとも私にとっても無益です。

漢文議論なんてしたくなかったけど、証拠は挙げました。
議論はこれで終わりにさせて頂きます。

これまでありがとうございました。